こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
最近では、そうめんかぼちゃやバターナッツカボチャなど色々な種類のカボチャを見かけるようになりましたが、主に流通しているのがホクホクして甘みが強い西洋カボチャです。
カボチャは鮮度が良ければ美味しいというわけではなく、むしろしっかりと熟成されたカボチャの方が甘みも強くホクホクとした食感になります。スーパーなどで販売されているカボチャは、すでに出荷前に倉庫で1ヶ月ほど保管し熟成したころに出荷されているので、以下の見分け方を参考に選んでみてください。
美味しいカボチャの見分け方
●丸ごと買う場合は、形がよく、ヘタが太く乾燥しているもの
左右対称で形が綺麗なものを選びましょう。形がいびつなものは、受粉不良なので避けたほうがよいでしょう。
また、見分けやすいポイントがヘタです。ヘタは大きい方が栄養をよく吸収しています。ヘタが大きく、カボチャ自体の色艶が良いものを選びましょう。さらにヘタの部分が乾燥してコルクのようになっていると十分な熟成が得られた証拠になります。
ヘタは大きくよく乾燥したものを
●皮にオレンジ色の斑点があるもの
見た目が良くないオレンジ色の部分ですが“ランドマーク”と呼ばれ、土に接していて日光に当たらなかったので緑色にならなかった部分です。
この部分は中の果肉の色と同じなので、オレンジ色が濃いというのは、よく熟しているということです。
オレンジ色部分はよく見てみよう
●カットカボチャは種の大きいもの
半分や1/4にカットされて販売されているものを選ぶ場合は、種が大きいものを選ぶとよいでしょう。種が小さいものは未熟なカボチャの場合があるので、大きい種のカボチャのほうが甘くて美味しい可能性が高いのです。
種の大きさを見てみよう
●皮と果肉の間の色がギリギリまでオレンジ色になっているもの
皮と果肉の間が、緑がかっているものは、水分を多く含んでいて新鮮ですが未熟な状態。カボチャは熟していく過程で甘みの成分が増え、皮と果肉の間の色もオレンジ色になり、境目がはっきりしてきます。
皮が薄く見えるものを選ぼう
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。