カボチャを丸ごと「カボチャのレアチーズケーキ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.10.27

日本でもお祭りの一つとしてすっかり定着した感のあるハロウィン。カボチャのスイーツも各種、出回っています。カボチャのチーズケーキを作ってみました。
緑黄色野菜であるカボチャには、ビタミンA、C、E、ベータカロテンが豊富に含まれていますので、疲労回復、免疫力アップ、血流改善などが期待できます。急激に寒くなっていくこの時季、風邪の予防や冷え性の改善にもってこいの食材といえます。チーズとの相性も良く、おいしく栄養を摂って、秋を楽しみましょう。

 

【関連記事】
“トリックオアトリート”カボチャとチーズで作るハロウィン・クッキー

 

カボチャのチーズケーキの作り方
「坊ちゃんカボチャ」という小さなカボチャを使います。実をくり抜いて、中に詰め込んで、栄養豊富な皮も食べる、豪快なスイーツです。お使いの電子レンジによって、加熱時間は調節してください。

 

【材料】
・坊ちゃんカボチャ:1個(380g程度の物)
・クリームチーズ:100g
・生クリーム:50ml
・粉ゼラチン:250ml用の分量
・砂糖:20g
・水:50ml
・レモン汁:1/4個

 

【作り方】
1./カボチャをよく洗う。ラップでゆるく包んで、電子レンジ600Wで4分加熱する。包丁で、上部をすっと切れる程度にまで加熱する。

皮が柔らかくなるまで加熱

 

2./温かいうちに、カボチャの中身をスプーンなどでくり抜く。皮は食べやすいように、薄めに残す。ワタと種は捨てる。

きれいにくり抜く

 

3./小鍋に水と砂糖を入れて、弱火にかける。砂糖が溶けたら火を止め、ゼラチンを入れ、余熱でゼラチンを溶かす。温度が高いとダマになる場合があるので注意。
4./2でくり抜いたカボチャの実と、レモン汁、3のゼラチン液をフードプロセッサーにかけてピューレ状にし、別の容器に取り出しておく。フードプロセッサーが無い場合は、保存袋に入れてもみつぶすか、ボウルに入れてフォークの背でつぶす。その際には、カボチャだけでつぶした後にレモン汁とゼラチン液を足したほうが、つぶしやすい。

なめらかなピューレを作る

 

5./クリームチーズを電子レンジ600Wで30秒加熱して柔らかくする。フードプロセッサーにかけてペースト状にする。生クリームを入れて、さらによく混ぜる。器具が無い場合は、泡立て器でしっかり混ぜる。
6./5に4のカボチャを加えて、フードプロセッサーか泡立て器で、しっかり混ぜ合わせる。
7./2のカボチャ容器に6を入れる。冷蔵庫で3時間ほど、冷やし固める。

カボチャを容器に使う

 

8./切り分けて、皮もぜひ召し上がれ。皮が硬い場合は、ナイフを添えて供する。

カボチャを丸ごと食す

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

発酵手帳2022、大好評発売中!

使いやすい 1日1ページ手帳。365日その季節に合った発酵食品のレシピ、小泉先生のコラム、いまさら聞けない発酵の疑問などの『小泉武夫食マガジン』にQRコードでつながる日本初の手帳。付録に発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できる「発酵手仕事メモ」、人気の発酵食品「チーズの種類と特徴」、「世界のパンの種類と特徴」、「日本酒の分類」などが充実。発酵食品ファン必携の『発酵手帳2022』が4年目を迎え、さらにパワーアップしました。日々の発酵生活にぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!

 

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい