戻り鰹や冬の刺身の王様、ブリも脂がのってくる時季になりました。でもせっかくのおいしい刺身も食べ残してしまう、ということはありませんか。そんな時におすすめなのが刺身の南蛮漬けです。アジの南蛮漬けはよく知られていますが、刺身だと骨もなく、お子様も安心して食べられます。買ってきたけれどあまり美味しくない…という刺身も美味しく調理でき、日持ちもします。
「刺身の南蛮漬け」の作り方
刺身は赤身、白身なんでもOKです。今回は北海道の天然ブリを使っています。まだ脂が少なくイマイチでしたが、とても美味しく変身しました。一緒に漬ける野菜は多めに感じますが、漬かるとかさが減ります。刺身は揚げ焼きしますが、オリーブオイルを使うと油っぽくなりません。
【材料】
・鰹やブリなどの刺身:300g
・玉ねぎ:1個
・ピーマン:2個
・人参:1本
・片栗粉:適量
・オリーブオイル:大さじ4
・塩:少々
・胡椒:少々
<漬け汁>
・出汁昆布:5cm程度
・酢:200ml
・水:100ml
・日本酒:大さじ3
・本味醂:大さじ3
・砂糖:大さじ3
・醤油:大さじ2
・鷹の爪:輪切りで1本分(お好みで)
【作り方】
1./玉ねぎ、ピーマンは千切り、人参は皮をむきせん切りにする。
野菜は千切りにする
2./鍋を火にかけ、日本酒、本味醂、出汁昆布を入れて一度沸騰させてから水、砂糖、醤油、鷹の爪を入れて再度沸騰させる。最後に酢を入れて火を止める。
漬け汁を作る
3./1を保存容器に入れ、2を熱いまま注ぎ入れる。
4./刺身は軽く塩を振って10分ほど置き、水が出たらキッチンペーパーで水気をとって胡椒を振る。
刺身に下味をつける
5./4に片栗粉をまぶし、オリーブオイルを入れてフライパンに並べて両面がカリっとなるまで揚げ焼きする。
刺身を揚げ焼きする
6./カリっとなったら、一度キッチンペーパーで油を切る。
油を切る
7./3に6を入れてよく混ぜ、1時間程度漬け込めば食べられる。
漬け汁に漬け込む
出来上がり
冷やしても美味しくいただけます。3日程度冷蔵庫で保存できます。
(文責・編集部)