トマトは南米アンデスで生まれヨーロッパに渡り、日本へは江戸時代にポルトガル人かオランダ人によって伝えられたと言われています。当時は観賞用とされ、一般的に食されるようになったのは明治時代後期からです。現代の私たちの食生活に欠かせないビタミン類・β-カロテン・リコピン等を含む栄養バランスのよい食材です。完熟したトマトが手に入るこの時期に手作りトマトソースで茄子のチーズ焼きを作りましょう。
【材料】
・トマト:500g
・茄子:3本(今回はロッサビアンコ2個)
・玉葱:小1個
ロッサビアンコという茄子
・赤ワイン:大さじ2
・コンソメ顆粒:小さじ2
・砂糖:小さじ1
・塩麹:小さじ1
・ローリエ:1枚
砂糖は上白糖でも可
・にんにく:2片
・オリーブオイル:大さじ2
・こしょう:少々
・ピザ用チーズ:適量
・パセリ:適量
【作り方】
1./トマトは湯むきして1cm角に切り、玉葱とにんにくをみじん切りにする。
完熟したトマトが美味しい
2./鍋にオリーブオイルとみじん切りしたにんにくを入れ点火する。
3./にんにくの香りがしてきたら、玉葱のみじん切りを入れ透き通るまで炒める。
4./3に角切りしたトマトを入れ一混ぜしたら、赤ワイン・コンソメ顆粒・砂糖・塩麹・ローリエを入れて中火で20~30分水分がなくなるまで煮込み最後にこしょうを振り入れ味を整える。
時々かき混ぜながら様子を見る
5./トマトソースを煮込んでいる間に茄子を食べやすい大きさに切り、オリーブオイルで焼いておく。
6./出来上がったトマトソースを耐熱皿にひき、上に茄子を並べてさらにトマトソースをかけ、ピザ用チーズをのせる。
チーズはお好みの量で
7./オーブン230度で12分または、IHグリル強5分、焼き目がついたら出来上がり。
彩りにはパセリをパラパラ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。