こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
昔からスイカを買うときに、“ポンポンッ”と手で叩いて音を鳴らしてみたことはありませんか? 正直に言うとどの音が美味しい音なのか、いまひとつわからない方も多いのではないでしょうか。
スイカは、収穫された時点で成長が止まり追熟することがないので、購入する時点で美味しく食べられる甘いスイカを見分けることができます。また、最近ではすでにカットされているものを購入される方も多いと思います。あわせてカットスイカの美味しい見分け方もご紹介していきます。
スイカの見分け方「甘さはツルを日持ちはオヘソを見よう!」
●シマ模様がはっきり濃いものを選ぼう
シマ模様の黒い部分の色が濃く、黒い部分が少し盛り上がってデコボコしている方が、甘くて太陽の光をたくさん浴びて育った証拠です。また、カミナリのように複雑な模様のほうが、甘いスイカになります。
シマ模様はよく見てから買おう
●ツルが緑色又はツル周辺が盛り上がっているもの
最近、ツル付きのスイカはスーパーでほとんど見かけなくなりましたが、上部のツルの周囲をよく見てください。
スイカは熟してくると、リンゴのようにツルの付け根部分よりまわりが盛り上がってきます。ツル部分がくぼんでいて、まわりが盛り上がっているものを選びましょう。
●オヘソが大きいものは食べ頃
底部分にあるオヘソの部分が大きいほど、そのスイカは熟しているということになります。5円玉くらいの大きさを目安にすると良いでしょう。逆にオヘソの部分が小さいものは、未熟であるため日持ちはしますが1週間くらいを目安に食べましょう。
大きすぎるものは熟し過ぎ
カットスイカの見分け方
●果肉と皮の境目がはっきりしているもの
果肉と皮の間の白い部分がはっきりしているほうが甘いスイカです。
●タネの色が黒い
熟していて甘いスイカは種が黒くなっています。白い種が多いスイカは未熟で甘味が少ないです。
黒いタネがポイント
●果肉の色が鮮やかで、少し割れてるもの
どの食材でも共通していえますが、色が鮮明な方がおいしい目安になります。また、熟しているスイカは果肉がパンパンにつまっているので、切った時はじけるように実が割れ、少し亀裂が入ってるくらいのカットスイカが良いでしょう。
実が詰まってるスイカ
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。