こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
夏になると食べたくなるそうめん。七夕の行事食としても古くから食されてきました。
そうめんは寝かせることで歯ごたえが増し、2年寝かせたものは「古物(ひねもの)」、3年寝かせたものは「大古物(こひねもの)」と呼ばれ、高級品として販売されています。一般的なそうめんも賞味期限が2~3年と長く、未開封で適切な状態で保存すれば、より歯ごたえのあるそうめんになります。
そうめんを茹でるときには梅干しを入れる!?
ご家庭で歯ごたえのあるそうめんを作るときには、茹で汁に梅干しを1個入れて茹でることで、麺のコシがアップします。
水道水はpH(ペーハー)7前後の中性ですが、茹で汁に梅干しを入れることで弱酸性水に変わり、デンプンが溶け出しにくくなり、おいしい麺が茹で上がるのです。
これは小麦麺全般に使えるので、うどんや中華麺でも同様にコシがアップします。梅干しがなくても、酢や重曹を茹で汁に加えることで同じ効果を得られます。重曹の場合は、弱酸性ではなくアルカリ性のお湯になることで、小麦粉中のタンパク質が強く結合し、麺の歯応えやコシが強くなります。是非お試しください。
梅干し1個で美味しくなる
コシがアップする茹で方
【材料】(作りやすい量)
・そうめん:200g(2束)
・水:2リットル
・梅干し:1個(酢又は重曹:大さじ1)
【作り方】
1./湯を沸かし、梅干し(または酢、重曹)を入れる。
2./そうめんを表示時間通りに茹で、手早く洗って水をよく切ってお皿に盛る。
氷水に入れたままはNG
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。