こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
寒くなってくると無性に食べたくなるおでん。手作りするとなると、下ごしらえの手間も時間もかかり、特に大根は味がしみるまで煮込むのは一苦労です。
通常、おでんに入れる大根は味をしみこみやすくするために、下茹でをしてから1時間程出汁で煮込んでいきます。さらに、煮物は冷める時に具材に味がしみこんでいくので、一度完全に冷ますことで味がしみしみになります。しかし、こうなると2~3日はかかってしまいます。
5分で大根に味をしみこませる裏ワザ
まず、大根を電子レンジで加熱します。電子レンジで加熱することで、余分な水分を飛ばしてくれるので、出汁の浸透がよくなります。
そして、冷める時に味がしみこむ特性を活かして、冷たい出汁に加熱した熱々の大根を入れて漬けます。すると、出汁と大根に温度差が生まれ、熱々の大根を冷まそうとして冷たい出汁が急速に入り込んでいき、味がしみていきます。
【材料】
・大根:1/2本
・おでんの出汁:びっくりするほど美味! 「甘酒おでん」 参照
【作り方】
1./おでんの出汁を作って冷蔵庫で冷やしておく。大根は4cmくらいの輪切りにして面取りをしておく。
2./1の大根に大さじ2程度の水を加えてラップをし、600Wの電子レンジで5分加熱する。
ラップはフワッと
3./1の冷たい出汁に、2で加熱した熱々の大根を入れ5分程置く。大根の色が変わってきたら、他の練り物などのおでんの具を加え、20分程煮込んだら出来上がり。
味のしみにくいじゃがいもにも応用
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴20年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
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