田作り(別名:ごまめ)は、乾燥小魚を乾煎りし、醤油、みりん、砂糖などを煮詰めた液をからめて作る日本の伝統料理。お正月のお節の縁起物として欠かせないメニューですが、カルシウムやリンが豊富にとれ、簡単につくれるところから日常的に食したい一品です。しかし、熱いうちにバットなどに重ならないように広げて冷まさないと、全部くっついて取れなくなってしまうのが難点。
酢でくっつかない!田作り(ごまめ)作り方
くっつかない裏技として、最後に酢または酒を加える、油を加えるなど方法はありますが、たっぷりの酢と砂糖だけで作る田作り(ごまめ)は、冷蔵庫に入れてもくっつかず固まりません。
酢を多めに使いますが、酸っぱさはなく、甘さを抑えてさっぱりと仕上げてくれるので、カルシウムたっぷりの健康おやつに、箸休めにとついつい箸が進んでしまう逸品です。
【材料】
・乾燥小魚:100g
・酢:180cc
・砂糖:100g
・醤油:少々
・鰹節:適量
・胡麻:適量
【作り方】
1./乾燥小魚(いりこを使用)をフライパンで10分くらい(中火〜弱火)で炒っておく。
カリッとするまで乾煎りする
2./酢と砂糖を鍋に入れ沸騰させ、1を入れて煮汁が少し残るまで煮詰める。
煮汁をとばしすぎると固くなる
3./最後に醤油、鰹節、胡麻を入れよく混ぜ合わせたら出来上がり。
鰹節をたっぷり入れると美味しい
くるみや一味唐辛子でアレンジ
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴12年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。