
こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
夏が旬の野菜「オクラ」。独特のネバネバ成分もあって食べやすく、栄養価も高いため夏バテ防止に効果的な食材として知られています。
買ってきた時は緑色だったのに黒く変色してしまい、傷んでしまったのか、菌が付着して食べられなくなってしまったのではないかと心配になったことはありませんか?
「オクラ」は鉄分が豊富な野菜のため、収穫時についた傷が空気に触れ、鉄分が酸化して黒くなってしまうことがあります。
また「オクラ」は暖かいところを好む野菜ですので、5℃以下で保存すると低温障害をおこし、しなびて黒ずむことがありますが食べても問題はありません。
ただ、中身まで黒くなっている場合や異臭を放っている場合は、腐敗している可能性があるので食べないでください。
オクラの黒ずみを防ぎ長持ちさせる裏ワザ
●低温になりすぎないようにする
キッチンペーパーや新聞紙でオクラを包み、保存袋に入れます。この時、洗ってしまうと変色してしまうので洗わずに紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。野菜室で5日程度保存可能です。
紙に包んで保存
●新鮮に長持ちさせたいなら逆さまに水に漬ける!?
ビンに水を入れ、オクラを逆さに入れて保存することで1週間以上長持ちさせることができます。水を吸収しやすいように、オクラのヘタ先を切り落とし、水を少量入れたビンに逆さに入れて保存することで、1週間以上保存可能です。オクラに適度な水分を与え、さらに蓋やラップで密閉することで乾燥を防ぎます。水は2日に1回替えてください。
収穫前の状態のよう
●さらに長持ちさせたいなら冷凍保存
長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめ。生のままでも下茹でしてからでも、どちらでも冷凍可能です。保存期間は約1ヵ月。オクラは冷凍しても食感が変わりにくい野菜ですが、生のまま冷凍すると解凍した時に、クタッとした食感になりやすいので、気になる場合は下茹でしてから冷凍しましょう。
冷凍庫にあると便利
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴20年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。