小泉先生が執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、27年に及ぶギネス級の長期連載人気コラムです。今回は「飯のおかずの卵焼き 砂糖とダブル 甘いうま味」を作ってみます。
先生が、小・中学生だった頃のお弁当のおかずで、まず思い浮かぶのが卵焼だといいます。
「卵焼きの甘みと飯の甘みが溶け合って、そこにペナペナとした油も参入して実に美味しくなるのである」
その懐かしい甘めの卵焼きを思い出しながら食魔亭(先生の厨房)で作られているそうです。
「確かに甘い。こんな甘いものが飯に合うのかどうかと、一度は疑ってみたことがあったが、それが実によく合うのである」
甘めの卵焼きは、白いご飯にもよく合う美味しい味の再現となりました。
【材料】
・卵:4個
・だし汁:60ml
・砂糖:大さじ3
・本みりん:大さじ1
・しょうゆ:小さじ2
・塩:少々
・油:適量
【作り方】
1./小鍋にだし汁、砂糖、本みりん、しょうゆ、塩を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。
人肌以下に冷ましておく
2./ボウルに卵を割り入れ、1を加える。
よく混ぜる
3./油を塗った卵焼き器に卵液の4分の1の量を入れて焼く。
弱火でじっくり
4./卵が固まってきたら、手前に2つに折る。残りの卵液も同様に3回繰り返し焼く。
焼き方はやり易い方法でOK
5./あら熱がとれたら、切り分けて完成。
出来上がり