【名コラムを再現!】春雨のスープ 歯応え淡々、無垢な味

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.01.22

小泉先生が執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、27年に及ぶギネス級の長期連載人気コラムです。今回は2020年12月7日に掲載された「春雨のスープ 歯応え淡々、無垢な味」を作ってみます。

春雨は緑豆、ジャガイモ、サツマイモなどの澱粉から作られ、日本では鎌倉時代に製造されていたという古い歴史を持った食品です。

水で戻してサラダにしたり、炒めもの、煮ものなど臨機応変に使える優れもの。

小泉先生は「春雨のスープ」について、

「ささ身やハム、シイタケからの濃いうま味、ネギからの微かな甘みが口中にあふれるなか、ひとり春雨は、味や香りも涌き出さずにただコキリ、プチリと音だけを発している」と無垢な味わいと評しています。

 

【材料】

・鶏ささ身:100g(1~2本)

・干しシイタケ:2個

・ロースハム(薄切り):2枚

・長ネギ:1/2本

・春雨:15~30g

・片栗粉:小さじ1

・ショウガ汁:小さじ1/2

・塩:少々

・ラード(サラダ油など):適量

・固形コンソメ:2個

・水:カップ4

・酒:大さじ1

・コショウ:少々

 

【作り方】

 

1/鶏ささ身は筋を取って千切りにし片栗粉、ショウガ汁、塩をからめておく。干しシイタケは戻して千切りにする。

シイタケの戻し汁は煮物などに活用

 

2/ハムは千切り、長ネギは斜め薄切りにする。

長ネギは青みの部分まで

 

3/鍋にラードを溶かし1の鶏ささ身を炒め、戻した干しシイタケを加える。

火加減は中火で

 

4/コンソメを水で溶かしたスープを注ぎ入れ、煮る。煮たってきたら酒とコショウを入れ、そこに春雨を加える。

春雨が柔らかくなるまで煮る

 

5/最後にハムと長ネギを入れて完成。

塩で味をととのえる

 

出来上がり

 

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この記事を書いた人

編集部
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