小泉センセイが執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、27年に及ぶギネス級の長期連載人気コラムです。今回は9月14日に掲載された「スタミナ牛肉カレー」を作ってみます。
「スタミナの理由は、まず牛肉タンパク質からのアミノ酸や活力ペプチドの供給、多めのニンニクの強精作用、クミンの微興奮性芳香、タマネギの含硫アミノ酸の筋力増強効能、甘トウガラシのカプサイシンによる血行促進とビタミンB6、βカロテン、ビタミンCなどでのコラーゲンの生成などで期待が持てる」とのこと。作る前から元気がみなぎってきます。
絶妙な辛みと牛肉の濃厚なうま味が食欲をそそります。
「効くぞ、このカレーは」と、センセイの声が聞こえてきそうです。
【材料】4人分
・牛薄切り肉:300g
・タマネギ:大1個
・ニンニク:4片
・リンゴ:半個
・甘トウガラシ(万願寺トウガラシ):4本
・水:カップ4
・料理用赤ワイン:カップ1
・市販のカレールウ辛口:4人分
・クミンシード:小さじ1
・ブラックペッパー:適量
・サラダ油:大さじ2
【作り方】
1./牛肉は一口大に切り、ブラックペッパーを振り込んでよくもみ込む。
2./タマネギは3㎝角に切り、ニンニクはみじん切りにする。リンゴは縦半分に切って皮と芯を取り、小口から3㎜の厚さに切る。
3./鍋に油(分量外)を熱してタマネギとニンニクを炒める。
火加減は中火で
4./強火にして牛肉の半量を焦がすぐらいに炒めてリンゴを加える。
しっかり炒める
5./4に水と赤ワインを注いで混ぜる。
鍋底からよくかき混ぜる
6./煮立ったら火を弱めて20分ほど煮てからカレールウを加える。
ルウはお好みの辛口で
7./さらに10分煮て残りの牛肉を入れる。
1枚ずつ広げて
8./フライパンにサラダ油を熱しクミンシードを入れ少し色づいたら、食べやすい大きさに切った万願寺トウガラシを加えて炒める。
クミンの香りが立つ
9./8を7に入れて、一煮立ちさせる。
出来上がり
10./皿に温かいご飯を盛り、熱いカレーをかける。
絶妙の甘辛のバランス
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