てらやま農園のアスリートレシピ⑦ カルシウム豊富な卵焼き2選

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.05.06

てらやま農園を訪れると、寺山亰乎(きょうこ)さんが卵をたくさん分けてくださいました。昨年、秋に見たときは手乗りサイズだったヒヨコちゃんたちが、4月に入って卵を産み始めたのだとか。急いで鶏小屋を見に行くと、すっかり成長した鶏たちが元気に歩き回っていました。

このヒヨコが半年後にはこの貫禄

 

たった半年でこんなに大きくなるのかと驚くとともに、てらやま農園に通い始めてから季節の移り変わりや、時の経過をより鮮やかに感じるようになったことに気付きました。野菜やお米を栽培し、旬の農作物を食べ、ヒヨコから鶏の世話をして、採れたての卵を食べる。そんな風に過ごすことのほんとうの豊かさが、少しずつ肌で感じられるようになってきたのでしょう。

 

卵を使ったアスリートレシピをご紹介

今回は、寺山里美さんに卵を使ったおススメのアスリートレシピを伺いました。「卵はたんぱく質の塊ですから、筋肉や骨を作る栄養価の高い食品です」。強い体づくりには欠かせない食品です。

寺山農園でとれたばかりの卵

 

「男性アスリートはもちろんのこと、女性アスリートはたんぱく質以外にも、意識してカルシウムを摂取してほしいと思います。そこで寺山家では、お弁当に入れる卵焼きにチーズを入れるようにしています。いろいろなチーズで試した結果、ピザ用チーズを使うと上手く全体にいきわたり、失敗が少ないですよ」とのことでした。

 

チーズ入り卵焼きの作り方

【材料】
・卵:2個
・砂糖:大さじ1
・ピザ用チーズ:大さじ3
・めんつゆ:小さじ1
・ごま油:大さじ1

 

【作り方】
1./卵、砂糖、チーズ、めんつゆをよく混ぜ合わせ、温めたフライパンにごま油を入れる。

めんつゆは顆粒だしでもOK

 

2./1の材料を半分入れ、卵液が半熟になるまで菜箸でかき混ぜる。
3./2の卵液が半熟になったら、丸める。
4./残りの卵液を入れ、2、3と同じ作業を繰り返す。

2段階に分けて丸める

 

5./フライパンから出して、食べやすい大きさに切ったら完成。

見た目は普通でもカルシウム豊富

 

釜揚げ桜えびいり卵焼き

【材料】
・卵:2個
・砂糖:小さじ1
・釜揚げ桜えび:大さじ2
・めんつゆ:小さじ1(顆粒だし:小さじ1でも可)
・ごま油:大さじ1

【作り方】
1./卵、砂糖、釜揚げ桜えび、めんつゆをよく混ぜ合わせ、温めたフライパンにごま油を入れる。

チーズが桜えびと交代!

 

2./1の材料を半分入れ、卵液が半熟になるまで菜箸でかき混ぜる。
3./2の卵液が半熟になったら、丸める。
4./残りの卵液を入れ、2、3と同じ作業を繰り返す。

春漁でとれた旬の桜えびたっぷり

 

5./フライパンから出して、食べやすい大きさに切ったら完成。

桜えびをシラスに変えても美味

 

「もともとは卵と牛乳が少し苦手な長女のために、何とか卵とカルシウムを摂取させたくて作り出したレシピ。これなら喜んで食べてくれます」
いつものお弁当の卵焼きにカルシウム豊富な食材をプラスして、しなやかで強い体づくりができるといいですね。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい