「紅茶豚」は、名前の通り紅茶で煮ます。紅茶効果でブロック⾁が驚くほど柔らかくなり、作り置きに向いていて、ほかの料理に使い回しができる便利なおかずです。なぜ紅茶で煮るのか？ 紅茶に含まれるタンニンが、脂肪分解酵素の働きを⾼めてくれるため、⾁の余分な脂分が落ち、さらに柔らかく仕上げてくれるのです。つけだれに酢が⼊っているので作り置きとして重宝できる一品。
【材料】
・豚肉：400～500g
・紅茶：3個(ティーバッグ)
網かけ肉がおすすめ
・酢：1/3カップ
・酒：1/4カップ
・醤油麹：大さじ3
肉が入る保存袋を用意
・キャベツ等：千切り適量
【作り方】
1.／鍋に肉と紅茶を入れる(網かけ肉がないときはたこ糸で肉を巻くと形よく仕上がります)。
2.／1に⽔が被るくらい⼊れ、中⽕で40分茹で、途中アクが出たらすくい取る。
3.／チャック付保存袋に調味料を入れ、肉が熱いうちに入れる。
調味料を先に混ぜておく
4.／冷めたらチャック付保存袋の⼝を閉じて冷蔵庫に⼊れ、時々袋の中で肉の向きを変え均等に味がしみこむようにする。
5.／2日後位で食べごろに。その後も要冷蔵。
6.／そのままでもラーメン、チャーハン、炒め物、サラダの具材としても重宝できる。
つけだれをかけて
奥田佳子／発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
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