トロトロ半熟卵! 茹で方&むき方の裏ワザ

カテゴリー:レシピ 投稿日:2020.10.28

茹(ゆ)で卵は、もっともポピュラーな食べものの一つですよね。しかし、料理は「卵に始まり卵に終わる」と言われるように、茹で方やむき方ひとつで見た目も食感も変わるなかなか奥深いものです。トロトロの半熟卵に挑戦したけれど、茹ですぎたとか、茹でている間にパンクして白身が出てしまった、殻がむけずに表面が凸凹になってしまったなどの声もよく聞きます。そこで、今回はトロトロの半熟茹で卵の茹で方と殻が簡単にきれいにむける裏ワザをご紹介します。

 

半熟卵の茹で方とむき方
半熟卵の茹で方はいろいろな方法がありますが、特別な道具も必要なく、簡単できれいに出来上がります。

 

【材料】
・卵:4個(常温に戻さなくてOK)
・水:800ml程度(卵が完全にかぶる程度)
・酢:大さじ1

 

【作り方】
1./鍋に水を入れて沸騰させ、酢を入れる。酢は万が一卵がパンクした時に白身が流れ出さない効果がある。
2./卵を冷蔵庫から出し、上下を見比べて丸い方をテーブルなどで軽く叩いてヒビを入れる。丸い方には殻と白身の間に空気が入っている(気室)ので、ヒビが入っても白身は出てこない。全体にヒビが入らないように、軽く叩くのがコツ。

下が丸い方

 

軽くヒビを入れた状態

 

3./1におたまなどに2を入れてそっと入れる。直接入れると鍋底にあたってヒビが入る可能性があるため。入れたら中火にする。

4./ここから時間を計って、6分半でトロトロ、9分で半熟、12分で固茹でになるので、お好みの状態まで茹でる。
5./茹でている間に氷水を用意。氷水でゆで卵を一気に冷却して、薄皮と白身の間に隙間を作るのがコツ。

氷水で一気に冷却

 

左から6分半、9分、12分

 

6./2~3分、氷水に浸けたら一部だけむいて、もう一度氷水に浸ける。これで薄皮と白身の間に水分が入ってよりむけやすくなる。
7./まんべんなくヒビを入れてむく。つるんと気持ちよくむける。半熟卵は柔らかいので、ヒビを入れる際にあまり強く叩かないように注意。トロトロの半熟卵は切る際には糸で切った方がきれいに切れる。

 

お好みの固さの卵ができたら、醤油麹に漬ければお弁当のおかずやおつまみに最適な一品になります。

これだけで立派なおかずに

 

発酵手帳2021、大好評発売中!

365日その季節に合った発酵食品のレシピや、小泉先生のコラム、付録には発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できて次に役立つ「発酵手仕事」、「味噌特集」など、発酵食品好きにはたまらない「発酵手帳2021」が3年目を迎え、さらにパワーアップして大好評発売中!ぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!

 

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい