毎月21日は漬物の日。漬物で好きな野菜は?
名古屋市の郊外にある萱津(かやつ)神社は、日本で唯一の漬物を祭る神社です。毎年8月21日、同神社では「香の物祭」が行われます。これにちなんで漬物業界では毎月21日を「漬物の日」と定めています。そこで、複数の漬物に関するアンケート調査をもとに、日本人の漬物の嗜好を探ってみました。
【漬物は好きか?】
「とても好き」と「やや好き」という人は全体の6割以上であるのに対し、「やや嫌い」「とても嫌い」という人は1割程度。日本人は漬物が好きということがわかります。
【漬物で好きな野菜は?】
1位は「きゅうり」、2位と3位は「大根」と「白菜」でした。「大根」は「たくあん」、「白菜」は「キムチ」の人気が後押ししているようです。なお、「なす」は総計では4位ですが、60代以上では2位と非常に人気があります。また、「かぶ」も30代以下では人気がないのに、60代以上には半数以上が好きと答えるなど、年代別で集計すると好みが分かれるようです。
【漬物で食べてみたい野菜は?】
「トマト」がトップ、以下「アスパラ」、「ズッキーニ」、「じゃがいも」、「さつまいも」などが上位に来ています。「トマト」「アスパラ」ぐらいまではなんとなく味の想像がつきますが、「じゃがいも」「さつまいも」は…?
トマトのナンプラー漬けを作ってみた
漬けもので食べてみたい野菜のトップがトマトということで、編集部ではミニトマトのナンプラー漬けを作ってみました。ナンプラーの塩気がミニトマトの甘みを引き立てて、箸やすめにちょうどいい感じの仕上がりになりました。
【材料】
・ミニトマト(やや大きめがよい):7〜10個
・ナンプラー:小さじ1
・オリーブオイル:大さじ1
・荒引き黒こしょう:適宜
【作り方】
①/ミニトマトはお尻に十字に切れ目を入れてゆでる。皮が少しむけてきたら引き上げて、皮をむく。
②/密封バッグにナンプラー、オリーブオイル、こしょうを入れ、ミニトマトを入れる。この時、ミニトマトは皮をむいてあるので静かに入れないと身が崩れるので注意。最初は汁気が少ないが、トマトの水分が出てうまく漬かるようになる。