長野県の漬物を代表する野沢菜漬けは、全国的にも有名です。しかし、生の野沢菜は手に入れるのが難しく、市販のものを買って済ませる方が多いと思います。そこで、アブラナ科アブラナ属の野沢菜と同じアブラナ科アブラナ属の小松菜を使って、野沢菜漬け風の漬物を作ります。冬は軸が太く立派なものが出回るので、こうしたものを見かけたらぜひ作ってみてください。
小松菜の野沢菜風漬物の作り方
小松菜は軸が太ければ太いほど、漬けあがりが野沢菜漬けに近くなります。緑鮮やかな浅漬け、飴色になった古漬けはそれぞれの風味があり、ご飯のお供に最高です。風味を出すために昆布茶を入れるのもコツです。
【材料】
・小松菜:1束
・塩:小さじ2
・昆布茶:大さじ1
・鷹の爪:1本(お好みで)
・水:カップ1/3
軸が太くて立派な小松菜
【作り方】
1./小松菜の根を切り落とし、軸の根元までよく洗って水を切る。
2./漬物容器またはチャック付き保存袋に1をそのまま入れる。
3./水と塩、昆布茶、鷹の爪を輪切りにして入れ、よく混ぜて塩と昆布茶を溶かして漬け汁を作る。
4./2に3を投入し、手でよくもんで漬け汁をなじませ、重石をかけて3日程度漬ける。
漬かってしんなりしてきている
5./漬けあがったら、手でよく絞って刻んで出来上がり。
食感シャキシャキ!
(文責・編集部)
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
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