「まだか漬け」とは、宮崎県の郷土料理の漬物です。あまりの美味しさに出来上がるのが待ち切れず「まだかぁ~」と言うから、というのが名前の由来です。切り干し大根、煎り大豆、人参、スルメ、昆布など体に良いものばかりで、年末年始の胃腸が弱った時にうれしい箸やすめの一品です。
「まだか漬け」の作り方
切り干し大根の甘味のあるもどし汁も漬け汁として使います。
【材料】
・切干大根:乾燥した状態で30g
・乾燥大豆:70g
・人参:小1/2本
・生姜:1/5かけ程度
・スルメ:小1枚
・昆布:10cm程度
・鷹の爪:1本
・醤油:大さじ4
・酢:大さじ2
・酒:大さじ1
【作り方】
1./切干大根を250ccぐらいの水に10分程度浸ける。水分をボウルに絞り取っておいて、絞ったものは2回程度ざっくり切る。
2./生姜、人参、スルメ、昆布はハサミや包丁で千切りにする。
3./フライパンに乾燥大豆をさっと水洗いして入れ、弱火で、皮に亀裂が入るまで空煎りする。
4./醤油、酒、酢、鷹の爪を鍋に入れ、ひと煮立させ火を止め、3を投入する。
5./1の絞り汁150~200ccと残りの材料を4に加え、容器に移して2~3日冷蔵庫で漬けて出来上がり。