発酵生活の基本!美味しい糠床の作り方

カテゴリー:漬物 投稿日:2019.07.06

糠漬けが美味しい季節になりました。糠漬けに挑戦してみたいけれど、糠床は難しいのでは?手間が面倒という方も少なくないと思います。今回は初めての方でも出来る美味しい糠床の作り方を紹介します。

 

美味しい糠床の作り方
ポイントは糠床の乳酸菌を増やすことです。乳酸菌は捨て漬け用の野菜にも付着していますので、野菜(捨て漬け用)を入れ替える際には、漬けていた野菜の水をよくしぼって糠に混ぜ込んでから捨ててください。

 

【材料】
・生糠:1kg

・水:650ml

・ビール:350ml(飲み残しでも、ノンアルコールでも可)

・粗塩:130g

・出汁昆布:5cm程度を4枚

・鷹の爪:2本

・鰹節または煮干し:10g程度(煮干しなら5本程度)

・干し椎茸:1枚(薄くスライスしたもの)

・捨て漬け用の野菜:キャベツの芯や外葉、人参や大根の皮などなんでも

材料はすべて集まらなくてもOK

 

【作り方】
1./水とビールを合わせておく。生糠をボウルに入れ、塩を加えてざっくり混ぜ、そこに水とビールを入れて均一になるようにかき混ぜる。

糠と塩を合わせておく

 

2./糠床を作る保存容器に1を入れ、唐辛子、鰹節(入れる場合)、干し椎茸を入れてよく混ぜる。

唐辛子、鰹節などを入れる

 

3./2の真ん中にへこみを作り、捨て漬け用の野菜を入れて上から糠をかける。出汁昆布と煮干し(入れる場合)を差し込む。

捨て漬け用の野菜を漬ける

 

4./糠床から空気を抜くように上からぎゅっと押して均等にならし、ふたをする。

空気を抜くように押してならす

 

5./最初の10日間は1日2回上下を返すようにかき混ぜる。作ってから5日目に捨て漬け野菜を入れ替える。捨て漬け野菜は5日に一度入れ替える(糠床出来上がりまでに4回入れ替える)。
6./最初の10日が経ったら1日1回かき混ぜ、20日経ったら出来上がり。

 

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この記事を書いた人

編集部
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