古くなった醤油の活用法3選

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2020.07.31

開封してしばらく経った醤油は風味が劣化し、色が濃くなります。香りも悪くなるのでそのままでは使いにくいものです。といって捨てるのはもったいない。そこで古くなった醤油の活用法をご紹介します。

 

右の古い醤油は色が濃い

 

◆一度弱火で煮て香り復活
鍋に古い醤油を入れて、沸騰させないようにごく弱火で10〜20分火にかける。古い香りが消えて醤油の香りが戻る。煮詰めないように注意。

 

◆にんにく、しょうがなどを入れてチャーシューを煮る
にんにく、しょうがなどの香味野菜を入れてチャーシューを煮るとチャーシューだけでなく、タレも美味しくいただけます。
作り方は「弁当のおかずにピタリ!「鶏チャーシュー」をご覧ください。

 

◆佃煮などの味の濃い煮物に使う
佃煮や角煮など、煮詰める料理、味の濃い料理、砂糖や本味醂などと一緒に使う料理であれば風味の劣化はあまり気になりません。残った刺身やアラでもとても美味しく出来上がります。

 

【材料】
・カツオ:400〜500g
・しょうが: 1かけ
・古くなった醤油:100ml
・本味醂:100ml
・日本酒:大さじ3
・砂糖:大さじ1~2
・塩:少々

 

【作り方】
1./カツオは皮をむき、1〜1.5cmの角切りにする。ザルに広げ、塩少々をまぶして水が出てくるまで約10分間置いておく。しょうがを皮ごと薄切りにしておく。
2./1を軽く洗ってから鰹の色が白っぽく変わるまで茹で、ザルに上げておく。
3./鍋に本味醂、日本酒を入れて火にかけ、沸騰させてアルコールを飛ばしてから醤油、砂糖を入れ、1のカツオ、しょうがを入れる。中火にし、ふたはせずに汁けがほとんどなくなるまで煮て出来上がり。

 

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この記事を書いた人

編集部
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