新玉ねぎの季節になりました。この時期ならではの柔らかさとみずみずしさが特長です。美味しさを楽しむためには、生で食べることを断然おすすめします。
新玉ねぎを生で食べると特有のツンとした香りがしますが、これは新玉ねぎに豊富に含まれる「硫化アリル」という栄養素によるものです。硫化アリルは疲労回復、安眠の効果が期待される栄養素で、今回は高タンパク・低カロリーでアスリートレシピおなじみの鶏むね肉と合わせるチキンソテーをご紹介します。
また、硫化アリルは水溶性のため、「ツンと辛いから」と水に長時間さらしてしまうと流れ出てしまいます。どうしてもツンとしたのが苦手だという方は、新玉ねぎをできるだけ薄く切り(スライサーがお勧めです)、30分から1時間ほどお皿等に広げて空気に触れさせるとツンとした感じが減って食べやすくなります。
今回のチキンソテーは、新玉ねぎと一緒に食べやすいように薄くスライスしました。おかずとしてはもちろん、補食のサンドイッチの具にするのもおすすめです。
シンプルに塩こしょうで焼くだけでなく、こってり味の照り焼きにもよく合います。
チキンソテー塩麴レモンソースがけの作り方
【材料】
●チキンソテー
・鶏むね肉:1枚
・塩コショウ:適量
・醤油:大さじ2
・酒:大さじ1
・はちみつ:大さじ2
・サラダ油:大さじ1
●塩麴レモンソース
・新玉ねぎ(中くらい):2個
・塩麴:大さじ1
・レモン汁:大さじ3
・オリーブオイル:大さじ3
【作り方】
1./鶏むね肉をスライスし、調味料(塩コショウ、醤油、酒、はちみつを混ぜ合わせたもの)に5分ほどつける
2./新玉ねぎをなるべく薄くスライスして、さっと水にさらし、水分を良く切る。
さっと水にくぐらせる程度でOK
3./塩麴、レモン汁、オリーブオイルを混ぜ合わせしんなりするまでおく。
塩麴レモンソース完成
4./熱したフライパンに油をひき、焦げつかないように焼く。
漬け込まれた分、焦げやすいので注意!
5./4をお皿にもりつけ、3の塩麴レモンソースをかけたら完成。
完成です!
(監修 寺山里美)