【発酵離乳食】チーズはいつから食べられる?

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2020.02.22

こんにちは。発酵美容家のザイマリです。
チーズはとても栄養価が高く、体をつくるのに不可欠なタンパク質が多く、骨や歯の形成に欠かせないカルシウムも豊富。成長が著しい乳幼児期には欠かせない栄養が含まれているすぐれた食品です。では、いつから食べることができるのでしょうか?

 

2回食になった離乳食中期(7~8カ月頃)から
初めて与えるチーズは、塩分、脂肪分が少なく未発達な赤ちゃんの胃腸にも負担の少ないカッテージチーズから与えましょう。
チーズは、アレルギー表示義務のある乳製品の一つ。初めて食べるときは少量(耳かき1杯くらい)からスタートしましょう。

 

・関連記事:自家製カッテージチーズの作り方

 

※アレルギー表示義務7品目(特定原材料)とは
消費者庁が指定するアレルギー発症の原因になりやすい食べ物で、重篤になりやすい7品目(卵、乳、小麦、落花生、そば、カニ、エビ)について表示を義務付けしている。

冷凍保存もできます

 

ナチュラルチーズではなくプロセスチーズを
3回食となり、モグモグが上手になった離乳食完了期(9カ月頃)以降になれば、粉チーズ、クリームチーズ、プロセスチーズなど食べることができますが、やはり塩分と脂肪分が多いので、調味料の代わりに風味付けとして少量使用したり、小さく切っておやつとして与えたりしてください。

なお、カマンベールチーズなどのナチュラルチーズは、乳酸菌や凝乳酵素の働きによって熟成が進み、時間が経つごとに味の変化や旨味が増しますが、非加熱の物が多いので赤ちゃんには与えないようにしましょう。

パッケージ裏面の原材料表示欄、種類別「プロセスチーズ」と書いてあるものを選ぶようにしてください。
プロセスチーズは、ナチュラルチーズに乳化剤などを加えて加熱し、再び成形したものです。加熱殺菌処理済みなので保存中に発酵熟成が進むことがなく、ナチュラルチーズに比べて保存性に優れています。

購入時は裏面をチェック

 

•初めての食材を使う時は少量ずつ与えましょう。
•殺菌、アレルギー予防の面からも必ず加熱調理したものを与えましょう。
•離乳食の材料は厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安にしています。

 

ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中

【参考資料】
離乳食- 厚生労働省

 

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編集部
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