キャベツを少し焦げ目がつく程度に焼いて、コクのあるブルーチーズソースを絡めてシンプルにいただくのも美味しいものです。
ブルーチーズは、牛乳や羊乳をもとに青カビによって熟成を行い作られるナチュラルチーズです。フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンなどが代表的なブルーチーズで世界三大ブルーチーズとも言われています。
使用される青カビは、ブルーチーズの種類によってそれぞれ違い、白カビタイプのチーズと違い表面ではなく内部にカビを繁殖させて熟成させるチーズです。
今回は、香りと比較的強い塩味を活かして、生クリームと牛乳と合わせてソースにしました。キャベツ以外の野菜のグリルやサラダのドレッシングなどにもおすすめです。
【材料】
・キャベツ:1/2個
・オリーブオイル:大さじ1
・にんにく:小1片
・ブルーチーズ:100g
・牛乳:100ml
・生クリーム:100ml
・白ワイン:20ml
・胡椒:少々
ブルーチーズでキャベツを主役に
【作り方】
1./ブルーチーズソースを作る。ブルーチーズは、細かく切っておく。鍋に牛乳とブルーチーズを入れて火にかける。丁寧に混ぜながらチーズを溶かす。チーズが溶けたら、生クリームと白ワインを加えて、混ぜながら4~5分ほど中火で煮詰めてとろみが出たら胡椒で味を整える。
ブルーチーズは細かくする
牛乳でブルーチーズを溶かす
焦がさないように丁寧に混ぜる
少しとろみがつくように煮詰める
ブルーチーズでこっくりソース
2./キャベツは、葉がバラバラにならないように芯の部分を残して3分割にする。にんにくは、みじん切りにする。
芯も一緒に切る
3./フライパンにオリーブオイルを入れて、みじん切りにしたにんにくを炒める。香りが立ったらキャベツの断面を下にして焼く。フライパンに蓋をして2分ほど焼いて、反転させて同じように焼く。少し焦げ目がつく程度に焼く。
焦げ目も美味しさに!
4./3で焼いたキャベツを器に盛り付け、キャベツの上に1で作ったブルーチーズソースをかけて出来上がり。たっぷりとソースをかけて!
ソースを絡めて!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
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