新ワインが出回り、ワイン好きにとってはうれしい日々ですね。
赤ワインには、アンチエイジング効果のあるポリフェノールが豊富に含まれているそうです。飲むだけでなく、お料理にも使ってみましょう。
ご紹介するのは「赤ワインライス」。きれいな赤色に染まったご飯はさしずめ「洋風お赤飯」。そのままでも美味しく、カレーやシチューの添え物にしてもイケます。アルコール分は飛びますので、お子さんもご一緒にどうぞ。
赤ワインライスの作り方
古いワインや飲み残した分で作れます。
基本はリゾットの作り方と同じです。フライパンで材料を炒め、生米を入れて10分ほど炊いたら、出来上がり。ワインの品種によって渋みや酸味が違うので、コンソメや胡椒の量を調整してください。
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【材料】
・米:3合
・パイナップル缶詰:1缶(全量234gの物を使用)
・タマネギ:小1個
・バター:10g
・コンソメ顆粒:15g
・赤ワイン:300ml
・水:400ml
・レーズン:30g
・胡椒:少々
【作り方】
1./米をさっと洗い、ザルで水気を切っておく。広口のザルに取り置いておくのがいい。
2./パイナップル缶詰のパイン(果肉)と汁とを分けて、パインは小さ目のひと口大に切っておく。スライスが大きいとパインの味と米とがなじまないので、スライス済みの缶詰でも半分くらいに切るほうがいい。
3./タマネギはタテ4つに切って、薄切りにする。フライパンにバターを入れ、タマネギを炒める。
4./タマネギが透き通ってきたら、1の生米を入れて軽く炒める。
米にバター味をからめる
5./コンソメと赤ワイン、缶詰の汁、水を入れて軽く混ぜる。中火で炊き始め、フツフツしてきたら、レーズンとパインを入れ、蓋をして弱火にする。
赤ワインで炊く
6./10分ほど炊いたら、蓋を取って胡椒を振り入れ、全体に混ぜる。米の硬さと味を見る。塩気が足りない場合には、2gほどコンソメを足す。ご飯を柔らかくしたい時には、水を少々足し、蓋をして弱火で炊き足す。
7./ご飯に芯が少し残るくらいで、火を止める。
食卓を華やかにする「洋風お赤飯」
シチューと合わせても美味
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。