発酵バターの人気が、右肩上がりの上昇中。発酵させていないものに比べて香りとコクがあり、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。
旬の秋鮭を発酵バターで炒めて、チャーハンを作りましょう。フライパンひとつで作れる簡単レシピです。ブランチや夜食に、冷えても美味しいのでお弁当にもいいですよ。
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発酵バター使用の鮭チャーハンの作り方
材料をフライパンで炒めていくだけ。ご飯は、残り物でかまいません。
鮭の身が赤いのは、アスタキサンチンという成分に天然色素が含まれているからです。この成分、体内の有害な活性酸素を除去する働きがあり、老化防止やガン予防に有効です。そのほか、鮭には認知症予防に効くといわれるDHA、血中コレステロールを抑えるEPAも豊富です。
生鮭でなく、塩鮭でも大丈夫。塩加減をみて、塩と醤油の量は調整してください。
新鮮な生鮭
【材料】
・鮭:200g
・タマネギ(薄切りにしておく):100g
・シメジ:150g
・発酵バター:15g
・酒:30ml
・ご飯:400g
・塩:適量
・こしょう:適量
・醤油:小さじ2~3程度
・小ネギ:適宜(なくてもよい)
【作り方】
1./フライパンに発酵バターを入れて、中火にかける。バターが溶けたら、鮭を入れ、その周りにタマネギ、シメジを置く。酒を全体にまわし入れる。蓋をして火を通す。
発酵バターの香りがたつ
2./やや火が通ったところで、鮭をひっくり返し、野菜を混ぜ、また蓋をして全体に火を通す。
3./鮭をほぐし、骨を取る。皮が気になる方は、皮も取り除く。
4./ご飯をいれて、混ぜ合わせる。
残り物のご飯でOK
5./塩こしょうで味を調え、醤油をまわし入れて出来上がり。あれば、小ネギをちらす。
手軽で美味しいチャーハン
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。