【京のおばんざい】わさび漬けで「ぶぶ漬け」!

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.04.10

ぶぶ漬けとは、お茶漬けではなく、お湯漬けのことです。「おぶう」という言葉が温かい飲物全般を指し、おぶうをかけた物が、ぶぶ漬けなのです。
湯や水をかけてご飯を食べるといった方法は『日本書紀』『源氏物語』にも出てきます。お茶漬けは、茶が庶民の飲物として定着した江戸時代になってから。
ところで、京都では、訪問先で「ぶぶ漬けでもどうです?」と言われたら、「そろそろ帰って」という意味だという話。「京都人は、はっきり言わない意地悪な人種だ」という内容で使われます。
「相手を傷つけない、やさしい物言いやわ」と思うのは、京都人だけ?

 

わさび漬けでシャキッと美味しく
ぶぶ漬けはカフェィンレスなので、夜食でも妊婦さんにもおススメです。
わさび漬けを用いることで、味がピリリと引き締まり、ご飯の甘味と、具材の塩っぽさが活きます。鼻にツーンときて、頭をシャキッとさせてくれる効果はご存知の通り。
今回は、ぶぶ漬け定番の「ぶぶあられ」「鮭」の2種をご紹介します。
その他、わさび漬けをアレンジした物をトッピングしても美味しいですよ。

 

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●わさび漬けのぶぶ漬け ぶぶあられと海苔
ぶぶあられは、お湯でかっ込んでも喉につかえず、噛めばプチプチ歯ごたえのよい小さなあられです。手に入らない場合はお好みのあられやせんべいを細かく砕いて使ってもかまいません。

 

【材料】(ご飯1杯分)
・わさび漬け:適量
・ぶぶあられ(あられやせんべいを細かく砕いた物でもよい):適量
・海苔:適量
・醤油(お好みで):適量(かけすぎに注意)

ぶぶあられは手前左

 

【作り方】
1./ご飯の上に、わさび漬け、あられ、ちぎった海苔を置く。お好みで、醤油を数滴垂らしてもよい。
2./1に熱湯を注ぐ。あられがふやけてしまわないうちに、召し上がれ。

あられの食感も楽しんで

 

●わさび漬けのぶぶ漬け 鮭と海苔
鮭は人気の食材です。古くは平安時代から貢物として献上された歴史があります。

 

【材料】(ご飯1杯分)
・わさび漬け:適量
・鮭:1切れ
・海苔:適量
・塩か醤油(お好みで):適量(かけすぎに注意)

 

【作り方】
1./鮭を焼く。
2./ご飯の上に、1の鮭と海苔、わさび漬けを置く。お好みで、塩か醤油を少量加えてもよい。
3./2に熱湯を注ぐ。鮭をほぐして召し上がれ。

鮭の味によっては塩を足す

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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