時短・栄養・美味! 「玄米麹のお粥」は完全朝食

カテゴリー:レシピ 投稿日:2019.02.16

「完全栄養食」の玄米をおいしく手軽に

朝、1分でも時短できる朝食レシピがあると便利ですよね。もちろん栄養があって、おいしくて。

そんなお助けレシピが「玄米麹(こうじ)入りのお粥」!

「完全栄養食」といわれる玄米ですが、苦手な方が多いのも事実です。

そこで、玄米麹の出番。お粥の中に玄米麹を入れて調理することで、簡単に豊富な食物繊維やビタミン、ミネラルなどを摂取することができます。さらに麹菌でお腹の環境を整え、おまけに麹のほのかな甘みとコクが加わって、お味も絶妙に。

残りご飯でOK。缶詰や冷蔵庫にある物でパパッと作れますので、夜食や小腹がすいた時にもぜひ。

 

常備しておきたい、玄米麹

ご飯と玄米麹と具材を煮てお粥を作り、野菜や海苔があればトッピングする、というのが基本のレシピ。具材は、ご飯に合うものなら何でもいけます。玉子を割り入れたり、玉子とじにするのもいいですね。

お粥については、曹洞宗の開祖、道元禅師が著書の中で「気力が増す」「血流が良くなり、頭が冴える」「風邪をひかない」「便通が良くなる」など効能を10も挙げています。

玄米麹は大手スーパーか、通販でお求めください。長期保存できますので、常備しておくと便利です。

今回使った玄米麹

 

【関連記事】

禅が教える「お粥」の10の効能とは?

 

~~ホタテ缶詰のお粥~~

【材料】

・ご飯:茶碗1杯(約100g)

・玄米麹:5g

・ホタテ貝柱の缶詰:50g

・水:缶詰の汁と合わせて計150cc~250cc(水分が多いほど柔らかいお粥になる)

・小ネギ(ミツバやカイワレなど、有りあわせでOK):少々

・塩:お好みで少々(なくてもよい)

 

【作り方】

1./ご飯、玄米麹、ホタテ、水を鍋に入れて混ぜ合わせ、蓋をして火にかける。

2./沸騰したら、蓋をずらして少し開け、弱火で2~5分ほど好みの柔らかさになるまで煮る。長く煮るほどトロトロのお粥になる。お好みで、塩少々を入れる。

焦げ付き、吹きこぼれに注意

 

3./煮ている間に、小ネギを細かく切っておく。

4./2のお粥をお椀に盛り、小ネギを散らす。

 

~~鮭と玉子のお粥~~

ホタテ缶詰の替わりに、瓶詰の鮭10g。お粥が煮えたら、溶き玉子1個を入れて混ぜる。お好みで醤油かポン酢を加える。あれば、刻み海苔を散らす。

 

その他、イワシやカニの缶詰、塩昆布、佃煮、漬物、梅干しなど、ご飯に合う物なら具材にできます。

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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