お正月も明け、日常に戻りつつあるこの時季、食べたり飲んだりで内臓もだいぶ疲れていることでしょう。
さて、そんな疲れた内臓にやさしく、冷え対策にもなる「しょうが黒豆茶」のご紹介です。
黒豆に含まれるアントシアニン系の成分は、腎機能を高め、身体のなかの不要な水分を排出する働きや、血流を促す効果があります。腎臓がうまく作用しないと、体内の老廃物が滞り、むくみにもつながってしまうのです。飲食の影響を受けやすいため、暴飲暴食を繰りかえすと、腎臓に負担が出てしまいます。
腎を癒す黒豆
もうひとつは、ショウガ。
ショウガに含まれるジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンなどには身体を温め、血流を促す効果があります。生ショウガに含まれるジンゲロールは、手足などの末端を温める作用があります。また、免疫力を上げたり、殺菌効果や吐き気・鎮痛効果もありますので、風邪の引きはじめなど体力が弱まっているときに摂るといいといわれています。
風邪の引きはじめに、ショウガ
しょうが黒豆茶の作り方
【材料】
・黒豆:適宜
・すり下ろしショウガ:適宜
【作り方】
1./黒豆をサッと水洗いし、汚れやゴミを取り除く。
2./キッチンペーパーで水をよく切る。
3./フライパンに黒豆を移し、黒豆の水分を飛ばすように15分ほど乾煎りする。
4./火をとめ、大さじ2杯ほどの黒豆と適宜のすり下ろしショウガを急須に入れ、熱湯を注ぐ。2分ほど蒸らしたら完成。炒った黒豆はタッパーなどに入れ、保存しておきましょう。