『発酵手帳2019』“発酵手仕事”の使い方-柿酢の自作編

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2018.11.16

10月1日に発売された『発酵手帳2019』。「来年の手帳は何にしようか」とそろそろ手帳選びをする頃ですが、今回は『発酵手帳2019』の巻末付録「発酵手仕事」の使い方を解説します。

 

「発酵手仕事」は人気の自作発酵もののメモ
「発酵手仕事」は巻末付録の4にあります。当マガジンで人気の高かった、7つの自作できる発酵食品を選びました。すべて左ページに作り方、右ページに実際に作った時のメモが書けるようになっています(作り方詳細が知りたい場合はQRコードから読める)。
作り方を見ながら、時系列に沿ってメモが書けるようになっており、日付、気温、作った量、感想などを記録することができます。成功しても失敗しても振り返りができ、成功した時には次はメモを見ながら作ればよいし、失敗した時にはその原因を知って次の成功につなげることもできます。

 

●「発酵手仕事」の項目
①甘酒の作り方
②塩麴・醤油麹の作り方
③玄米納豆の作り方
④超簡単梅干の作り方
⑤100%柿酢の作り方
⑥ビニール袋で作る味噌の作り方
⑦米麹の作り方

 

左は作り方、右は時系列にメモが書ける

 

「100%柿酢の作り方」を使って柿酢を作る

当マガジン読者の方にお願いして、「100%柿酢の作り方」を利用して実際に柿酢を仕込んでいただきました。

「去年、柿酢は食マガジンの柿酢の作り方と首っ引きで作り、うまくいきました。でもメモを残していなかったので、どんな柿を使って何日経つとどうなるかをすっかり忘れてしまっていて…。今年は仕込みからこのメモを使いました。まだ半月なので最後まで書き込んでいませんが、これは便利です。時系列に発酵の変化をメモできる、というのが発酵食品を作るのには大事だと思うので。
別の柿でも仕込もうと思っているので、実は書き込む前にこのページ、コピーしてあります。柿によって味が違うのか、発酵のスピードとか比べるのが楽しみです」

実際に書いた柿酢メモ

 

途中経過の柿酢と一緒に

 

成功しても失敗してもその変化が楽しめる自作発酵食品。「発酵手仕事」を活用して、発酵食品を作ってみませんか。やってみると案外、自作でもハードルは低いことに気づかれると思います。

 

●入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売(書店になく、ネットでのご購入を希望されない場合は電話でお問い合わせください)。

Amazonでのご購入はこちら:発酵手帳2019

電話:03-3584-9301(土日祝除く10:00~18:00)

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい