スペインの北東部・バスク地方などで伝統的に食べられている乳製品「クワハーダ」。タイトルには”ヨーグルト”と書きましたが、正確にはチーズ製品の一種でフレッシュチーズの分類に入ります。
見た目は真っ白く、トロッとなめらかな口触りで、まるでヨーグルトのよう。味わいは、シュガーレスな牛乳プリンをイメージしてもらうと分かりやすいでしょうか。ミルクのやさしい味わいで、スルスルと食べられます。
見た目はヨーグルトそのもの
本来は羊乳や山羊乳から作られるものなのですが、最近は牛乳で作られることが多い。クワハーダとは、スペイン語で「凝固した」という意。温めた乳を凝固酵素(レンネットというチーズを固める際に使われる凝固剤)と混ぜ作られています。
cuajadaはクワハーダ
本場スペインでは、朝食にハチミツやクルミをのせて食べることが多く、デザートとして食べられています。低カロリー、低脂肪なので、ヨーグルトのようにダイエットや健康目的で食べる人もいるそうです。
ハチミツやクルミをのせて
日本ではなかなかお目にかかれる機会が少ないですが、スペインへ旅した際にぜひ試してみてはいかがでしょうか。