そろそろ桜が見ごろの季節。お花見のおつまみは乾き物で…では味気ないものです。そこで、簡単に作れて外でも手づかみで食べられる鶏皮の北京ダック風を作りましょう。安い鶏皮なのに北京ダックのような、ちょっと珍しくてオツなおつまみが出来上がります。
鶏皮の北京ダック風の作り方
鶏皮はスーパーなどで売られていますが、できれば細切れになっていない、1枚の大きな皮になっているものを選んでください。北京ダックは甜麺醤(テンメンジャン)をつけて食べますが、今回は甘味噌を作って代用します。
【材料】
<北京ダック風鶏皮>
・鶏皮:3~4枚
・醤油:大さじ1/2
・日本酒:大さじ1/2
・砂糖:大さじ2
大きな1枚皮を使用
<甘味噌だれ>
・赤味噌:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・酒:大さじ1
<付け合わせ>
・きゅうり:1/2本
・長ねぎ:1/4本
・春巻きの皮:3~4枚
【作り方】
1./鶏皮に醤油、日本酒をもみこんで30分ほど置いておく。砂糖に水小さじ1/2程度を入れて電子レンジで溶かし、シロップ状にしておく。
2./甘味噌だれを作る。材料をすべて混ぜ、よく砂糖を溶かしておく。
3./付け合わせを作る。きゅうりと長ネギは5cmぐらいの千切りにしておく。
4./鶏皮をフライパンに広げて、弱火で焼き始める。途中で油が大量に出てくるので、その都度フライパンを傾けてボウルなどに入れておく。この油は鶏油(チーユ)なので、取っておいて野菜炒めなどに使うとおいしい。
5./20分程度何度か返しながら焼いていると油が出切り、パリパリになる。パリパリになったところでペーパータオルの上に置いて最後の油を切る。
焼き始め。一気に皮が縮む
5分経過。油が出てくる
15分経過。驚くほど縮む
油がこんなに! 皮はパリパリ
6./食べやすい大きさに切ったら、1で作った砂糖のシロップを塗る。
7./包んで食べるための春巻きの皮を2等分にする。皿に盛って出来上がり。きゅうりや長ネギを巻いて甘味噌をつけて食べると、鶏皮のパリパリと野菜のコンビネーションがなんとも美味!
甘めの皮とタレが絶妙