香ばしく、自然な甘みが堪らないピーナツ。美味しいだけでなく、不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸、抗酸化作用の高いビタミンEなどが豊富です。
手作りのピーナツバターなら、ピーナツそのものの香りやコクをそのまま楽しめ、甘さや固さを好みに調整できます。紹介するのは、スプーンですくうのにほどよい固さ、そのまま料理にも使える優しい甘さのレシピ。薄皮をあえて残すことでピーナツ本来の風味を楽しめるようにしました。トーストにつけたり、お菓子の材料に使うのはもちろん、料理に使えばいつものメニューが味・栄養価ともにパワーアップします!
【材料】
ピーナツ(無塩):100g
オリーブオイル:大さじ1弱
砂糖:大さじ1/2
※オリーブオイルの量で固さ、砂糖で甘さを好みに調整します。
【作り方】
1./ピーナツは、フライパンで軽く炒る。このとき剥がれている薄皮は焦げやすいので、フライパンに入れない。香りが立ってきたら、余熱で焦げないよう皿などにピーナツを移す。
ピーナツを香りが立つまで炒る
2./1の粗熱が取れたら、剥がれた薄皮や焦げている薄皮を剥いて、薄皮のついたピーナツを全体の半量程度にする。
風味付けのため全部は剥かない
3./2とオリーブオイルをフードプロセッサーに入れる。全体がなめらかになるまで、何回かかける(フードプロセッサーの使い方に従うこと)。
なめらかな口当たりにする
4./滑らかになってきたら、砂糖を加え混ぜる。
【ピーナツバターのアレンジ】
豚肉によく合うピーナツダレ
●鍋やしゃぶしゃぶに「ピーナツダレ」
ピーナツバター1:ポン酢4の割合でよく混ぜればピーナツダレの出来上がり。寒い時季なら白菜たっぷりの豚しゃぶや、キャベツと豚肉の重ね蒸しに。
●子どもも大好きな「野菜のピーナツ和え」
ピーナツバター2:醤油1の割合でよく混ぜ、茹でた野菜を和える。ほうれん草や小松菜、いんげん、蓮根などの根菜類などが抜群の美味しさに!
●コクと香り「エスニックそぼろ」
鶏挽肉をポロポロに炒め、ピーナツバターと醤油、唐辛子少々で味付けすれば、エスニックそぼろの出来上がり。野菜やご飯とともにレタスに包んで「レタス巻き」や、サラダやピタパンの具にどうぞ。