今回のレシピは、「パリパリ茶漬け」です。
−鮭の皮を身から切り離し、キツネ色を通り越して少し焦げ付きはじめたころのものを一センチぐらいの大きさに切り刻み、それを丼に盛った熱い飯の上にまく。(中略)口の中に入れてかみはじめると、とたんにパリパリとして絶妙。これを誰かに作ってあげなさい。(『食に幸あり』小泉武夫、日本経済新聞社より)
【材料】
・鮭の皮:1枚
・霰(あられ):適宜
※かきもち、醤油せんべいでも可
・三つ葉:少々
・焼き塩:適宜
・ご飯:適宜
・煎茶:適宜
【作り方】
1./鮭の皮を身から切り離し、少し焦げ付くくらいまで焼く。
2./焼いた皮を1cmぐらいの大きさに切り刻み、丼に盛ったご飯の上にちらす。
3./さらに霰(かきもち、醤油せんべいでも可)を粗く砕いて、丼にまく。
4./三つ葉を手でちぎって載せ、焼き塩で味を調整して、その上から熱い煎茶をかけて、出来上がり。
※「食魔亭」とは小泉家の厨房のこと。「食魔亭レシピ」では小泉先生が自ら作る食のレシピを料理研究家のマチルダこと町山千保さんが再現します(不定期更新)。