これまで日本では、エスニック料理の香味付けやトッピングが主流だったパクチー。最近パクチーをメインとした「パクチーサラダ」が飲食店の人気メニューを飾り、スーパーで目にする機会も増えています。さらにはパクチー好きを「パクチスト」と呼び、女性を中心にパクチーブームは勢いを増しています。
しかし、その独特の芳香から好き嫌いがはっきりと分かれる食べ物でもあります。パクチーはタイ料理に欠かせない食材。せっかくのタイ料理が楽しめない、と嘆く人も多いのではないでしょうか。
そんなパクチー嫌いに朗報!その名も「岡山パクチー(岡パク・OKAPAKU)」。パクチー嫌いを克服できるかもしれないのです!
岡山パクチーとは?
岡山パクチーを生産するのは、脱サラして岡山県の農家に婿入りした植田輝義さん。「もともとは大のパクチー嫌いでした。栽培を勧められたのをきっかけに、自分でも食べられるパクチーはないものかと10種の種を取り寄せ、一番食べやすかったのがいまの“岡山パクチー”の原種。パクチー特有の香りは抑えられ、甘さがあり水分量が多いのが特徴です。このパクチーなら、僕でも美味しく食べられます」と、植田さんご自身がパクチー克服を証明してくれているのです。
植田輝義さん
茎や根は捨てないで!
「岡山パクチーは、茎根ががっしりと太いので食べこたえがあります。根っこ部分も捨てずに、素揚げにして塩だけでシンプルに食べてみてください。余すところなく丸ごと楽しめるのも“岡山パクチー”の魅力です」と植田さん。編集部でも、根っこの素揚げを作ってみました!
茎根が太いので日持ちもバツグン!
●パクチー根っこ素揚げレシピ
【材料】
・パクチーの根っこ部分:ひと束分
・揚げ油:適量
・塩:少々
【作り方】
1./パクチーの葉と茎部分をカットして除き、根っこ部分をよく水洗いして、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取っておく
2./フライパンで揚げ油を180℃に温める
3./表面がきつね色になるまで揚げる
4./油をよく切り、食べる前に塩を振っていただきましょう!
※「岡山パクチー」のお問い合わせはこちら(http://www.kinirataishi.com/)
※トップ写真は、岡山パクチーの生産チーム一同