「今日も疲れたな」と感じたとき、あなたはどんな顔をしているだろうか。鏡に映った自分の疲れた顔を見て、疲労が色濃く表れている様子に驚く人も少なくない。眉間に寄ったシワや口角が下がって張りのなくなった肌、目元にも力が失せているため、実年齢より老けて見える、なんてこともしばしば。
そんな「お疲れ顔」を払拭(ふっしょく)するには、ストレスで刻まれた「ストレスジワ」を消し、かたまってしまった表情筋をやわらげるようにするのが最良の方法だろう。
そのためには、飲み物で「お疲れ顔」をいつもの状態にリセットすることもできるという。たとえば、寝る前にあたためた豆乳を飲むのもおすすめだ。豆乳には、ほかの大豆食品と同様に、アミノ酸の一種であるトリプトファンが多く含まれている。トリプトファンは、脳に運ばれるとセロトニンという物質をつくる原料となる。セロトニンが不足すると、肌が荒れやすくなったり、深い睡眠がとれなくなったり、不安感が増したりする、とも言われている。だからこそ、眠る前に豆乳を飲んでトリプトファンを体内に取り込むことで、ダメージを受けた肌を修復し、ぐっすり眠り、疲れた顔や心身をリセットする効果が期待できる。
これからの季節であれば、冷たい豆乳を飲むよりは、あたためた豆乳に、抗酸化作用のあるハチミツをほんの少し垂らした「はちみつ豆乳」にすると、より飲みやすくなる。身体もあたたまり、気持ちよく眠りにつける、エナジーチャージドリンクだ。