これから新鮮な青唐辛子が出回るようになります。独特の風味と辛さは青唐辛子ならではですが、あまり日持ちもしないし使うたびに刻むのは大変なので、一度に刻んで醤油麹に漬けこみましょう。密閉容器に入れて冷蔵保存すれば、数ヵ月は持ちます。青唐辛子の辛みに昆布、醤油麹の旨味が合わさって、熱々の白いご飯、炒飯、冷やしうどんの薬味やカレーにかけてもおいしい!
青唐辛子の醤油麹漬けの作り方
青唐辛子は辛くて刺激が強いので、傷があったり肌の弱い方はビニール手袋をして刻んだほうが無難です。麹がない場合は醤油だけでもOK。またアレンジとして、叩いてつぶしたニンニクを入れるとスタミナ抜群のパンチの効いた味になります。だし昆布は出汁を出すために入れるので、切ったりはしません。
作ってから日が浅いとピリッとした辛み、数週間経つと辛さがまろやかになり、味の変化が楽しめます。
【材料】
・青唐辛子:20本
・米麹:大さじ2([“My米麹”を作ろう]で作ったもの)
・だし昆布:15㎝程度
・醤油:青唐辛子がひたひたになる程度
・広口の密封ガラスビン:1個
【作り方】
1./ガラスビンをよく洗い、熱湯をかけて消毒しておく。
2./青唐辛子を洗い、ペーパータオルで水気をよくふき取り、ヘタを切り落として3~5㎜程度の輪切りにしておく。大きめに切るほど辛みが強い。
3./ビンにだし昆布と米麹、2を投入し醤油をひたひたになるまで注ぎ、冷蔵庫で保存する。漬けて3日後ぐらいからおいしくなる。
【アレンジレシピ】
●スライスオニオンの青唐辛子のせ
新玉ねぎのスライスに、鰹節、青唐辛子と漬けダレをすくってのせ、冷蔵庫で冷やす。辛みと昆布、麹のうまみがスライスオニオンのしゃきっとした食感と合わさって、夏らしいおつまみに。
●ピリ辛きんぴらごぼう
ごぼうと人参を細切りにしてごま油でさっと炒め、酒、みりん、砂糖少々を入れて少し炒めたら、青唐辛子の醤油麹漬を醤油と麹ごとスプーンですくって入れ、からめて出来上がり。ごぼう、人参のシャキシャキ感を残し、唐辛子の辛さを飛ばさないようにさっと炒めるのがコツ。
(文責・編集部)