【発酵でダイエット(3)】“生姜ココア”で「温腸活」!!

カテゴリー:レシピ 投稿日:2016.11.27

こんにちは。発酵美容家のザイマリです。

いま、スーパーでもココアが入手困難になっています。それは“生姜ココア”が注目を集めているからです。

飲むだけでぽっこりお腹が解消できるというのです!

そもそもぽっこりお腹の原因は、むくみ腸にあるといわれています。

むくみ腸とは、ストレスや暴飲暴食が原因で血流が停滞し、不要な水分が脂肪層だけでなく腸にも溜まり、その重さで腸が垂れ下がってしまい働きが鈍くなっている状態をさします。

ココアの原料はチョコレートと同じカカオ豆で、実は発酵食品です。

パルプという白い果肉に包まれた中にカカオ豆が入っていて、パルプごと発酵させます。

バナナの葉や木箱で発酵させたカカオ豆を乾燥、焙煎、粉砕しココアパウダーになります。
ココアに含まれるココアフラバノールは腸の血管を拡張する働きがあり、生姜より温度が上昇してからの持続時間が長いのが特長です。

また鉄分や抗酸化成分も豊富で、記憶力や集中力を高める効果もあるといわれています。

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パルプに包まれたカカオ豆

 

生の生姜に含まれるジンゲロールは末梢血管を拡張させ体を温めますが、弱点はその持続力です。

生の生姜を100℃以下で加熱し水分が抜けるとジンゲロールはショウガオールという成分に変わり、特に腹部や胃腸の血流をよくする働きがあり体の芯の温度をほとんど下げないのが特徴です。

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つまり、生姜が血流を促し、ココアが血管を広げてくれるので、腸の血流がダブルの作用で改善するというわけです!

“生姜ココア”は約200mlを朝・晩1杯ずつ飲むだけでなので3週間は続けてみましょう。

 

【材料】

お湯 200ml

ピュアココア(砂糖や乳脂肪分を含まないもの):5g、小さじ2杯半程度

皮ごとすりおろした生姜:5g、小さじ1程度

※はちみつやオリゴ糖で甘みをプラスしてもOK:小さじ2杯半程度

 

【作り方】

ピュアココアをお湯で溶かし、皮ごとすりおろした生姜を加えて混ぜたら完成!

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【ポイント】

1./熱いココアにすった生の生姜を加えるだけで、ジンゲロールが温まりショウガオールに変化するのでそれでもOK。

2./生の生姜は冷凍しても成分が変わりません。面倒な人はまとめてすった生姜を製氷皿に入れ水を少量足し、冷凍庫で保存しておくと便利です。

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3./さらに効果を高めたい方は、すった生姜を耐熱容器に入れ浸るくらいの水を入れ、ラップをして電子レンジで3〜4分加熱(500W)するとショウガオールが最適な状態になり、脂肪燃焼しエネルギー消費量を増やしてくれます(最も効果的なのは、その都度レンチンすること!冷凍しておいたものを飲むときに必要分だけレンチンすると簡単です)。

 

〈参考文献〉

COCOA REPORT

http://www.morinaga.co.jp/cocoareport/hiesyo/

※あくまで個人的な感想であり効果・効能を示すものではありません。

 

ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴12年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐に渡り活動中。

 

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この記事を書いた人

編集部
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