「魚うどん」をご存知でしょうか?トビウオなどのすり身の魚に、片栗粉や小麦粉、塩、水、卵を加えて麺状にしたもの。うどんの代用食として、戦時中の食糧困難時から宮崎の日南地域で食べられてきた郷土料理です。
トビウオのほかに、カンパチや鯛、ハモ、カワハギ、クエなど、宮崎で穫れる魚も使われてきたとか。
通常のうどんの主原料は小麦粉ですが、魚うどんは小麦粉のかわりに片栗粉が使われることがあるほか、魚のすり身が練り込まれているなど、とてもヘルシーでダイエット食としても再注目されているのです。
今回は代用品として、どこでも手に入るサバの水煮缶、そして強力粉をつかったレシピをご紹介!
サバの旨味もプラスされ、味わい深い新感覚のうどんの出来上がり。
麺にしっかりとした味わいがあるため、白だしに、梅干しと青ネギをトッピングして、シンプルにつくってみました。みなさんも、ぜひ試してみてください!
簡単魚うどんの作り方
【材料】
・強力粉:150g
・サバの水煮缶:1缶
・塩:小さじ1/4
・水:少々
【作り方】
1./ボウルに強力粉と塩を入れる。
2./サバ缶は汁と身を別々の容器に移し、ラップをかけ、それぞれ電子レンジで1分ほど加熱する。
3./1に2の汁を加え、菜箸でまぜる。
4./粉っぽさがなくなってきたら、手でほぐしたサバの身と水を少々加え、手でかるく混ぜ合わせて一塊にまとめる。
こんな感じでひとかたまりに
5./ポリ袋に4を入れ、密封させて5分ほど常温で寝かせる。
6./ポリ袋からだして、手で20~30回ほどたたむようにこねていく。
7./生地をポリ袋にもどし、綿棒で3mmほどの厚さになるまでのばしていく。
好みの厚さでOK
8./ポリ袋を切り広げたら、好みの麺の幅に切れば完成!
長さが不揃いなのは良しとしよう!
切ったものを茹でる