初鰹の季節。カツオの水揚げ全国一を誇る静岡県焼津市で、カツオ尽くしの料理が堪能できるイベント「春の鰹三昧」が開かれています。6月26日まで。
「鰹三昧」は「カツオ水揚げ日本一のまち焼津」を広くアピールし、中心市街地の活性化につなげようと2013年から始まり、特産のカツオが旬となる春と秋に開催されています。
今回は中心市街地の計11の飲食店(昼は10店舗、夜は5店舗)が、地元のカツオを使った定食やコース料理を1,000円(税込み)、または2,000円(同)で提供します(店舗により先着もしくは提供できる時間が決まっているそうです)。刺身にたたき、なめろうやサラダ、名物のへそ(カツオの心臓)のフライや佃煮など、各店が腕によりをかけたカツオ尽くしの料理が楽しめるそうです。昨年までは昼のみでしたが、今回から夜の提供も始めました。市によると、昨年の春は計約8,000食、秋は計約7,500食が出たそうです。
焼津の食と街を楽しんでもらおうと、スタンプラリーもあります。飲食店を5店舗巡ると、同市の工場でつくられたサッポロビール1ケースが抽選で当たるほか、鰹三昧を食べて、さらに協力店舗を2店を訪ねると、先着500名に地元の鰹節メーカー「柳屋本店」特製の麺つゆがもらえる特典があります。
市産業政策課の担当者は「カツオはもちろん、焼津には黒はんぺんなどおいしいものがたくさんあります。ぜひ足を運んで、焼津の食べ歩きを楽しんでもらえたら」と話しています。問い合わせは同課(054-626-1175)へ。