
こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
さつまいもが美味しい季節になりました。さつまいもはとれたてよりも乾燥させて保存することで追熟し、甘味が増していくため、旬の走りでは甘みが弱い場合があります。
まずは、基本のさつまいもの選び方から種類の違い、甘くする調理方法の裏ワザ2点をご紹介したいと思います。
さつまいもを甘くする裏ワザ
●あまり太くなく、蜜の出ているさつまいもを選ぼう
ついつい大きく丸っこいさつまいもを選んでしまいがちですが、実は細くて長いさつまいもの方が甘いです。細いさつまいもは、地表に近い乾燥した土の中で成長するため、糖度が高くなるのです。また、購入段階で切り口から蜜が出ていたら、完熟して糖度が高い証拠です。
細いさつまいもの方が甘い!
●さつまいもの種類はお好みで
ホクホク系→紅あずま、鳴門金時、さつま金時など
ねっとり系→紅はるか、安納芋、シルクスイートなど
●塩水に漬けると甘くなる!?
1ℓの水に大さじ1程度の塩を溶かし、一晩さつまいもをつけておくことで自然の甘みが引き出されます。吸水もするため、しっとり系の焼き芋に仕上がります。
ポリ袋を使うと簡単
●ゆっくり加熱すると甘みが増す
さつまいもに含まれるデンプンが、糖に変わるのが70℃前後。70℃前後で長時間ゆっくりと加熱すると、多くの糖が作られるのでより甘くなります。
ご家庭で作るときは、アルミホイルに包んでフライパンの弱火でじっくり焼くか、オーブンの150℃から180℃で60分間じっくり焼くのがおすすめです。
弱火でじっくりがポイント
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴20年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。