
こうも暑いと、火を使う料理は作りたくないですよね。だけど、食べなきゃ体がまいっちゃうし。
…そんな時は、具だくさんサラダにしませんか。五大栄養素といわれる「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「無機質(ミネラル)」を簡単に摂り入れましょう。
タレは、しょうゆと酢とラー油を混ぜて。ん? お気づきですね。はい、ギョーザのタレです。ほら、食欲が出てきたでしょう。みんな大好きですものね。
夏の栄養サラダの作り方
材料もタレも、お好みの量でOKです。豆腐はチーズに、チリメンジャコはシラスや干しエビに、ワカメは別の海藻に置き換えてかまいません。野菜は緑黄色野菜と淡色野菜の両方あれば文句なし。飾りつけもご自由に。水切りや水もどしの必要な材料を先に調理し、その間に他の材料を準備すれば時短になります。
ギョーザのタレそのままでは味がきつすぎるので、みりんを加えました。
【材料】(1人分の目安として)
・豆腐:1/4丁
・ワカメ:10g
・プリーツレタス:2枚
・キャベツ:2枚
・トマト:中玉1個
・チリメンジャコ:適量
・すりゴマ:適量
・しょうゆ:大さじ2
・酢:大さじ3
・ラー油:少々
・みりん:大さじ1
【作り方】
1./豆腐をザルか網じゃくしに入れて、水切りする(水分のある豆腐を食べたい時は、この工程は省く)。
2./ワカメを洗って塩分を取り、水に浸けておく(乾燥ワカメなら、洗う工程は省く)。
ワカメを水に浸ける
3./タレをつくる。容器にしょうゆ、酢、ラー油、みりんを入れて、よく混ぜる。
タレを作る
4./プリーツレタスを洗って、キッチンペーパーで水分を拭き取り、器に盛る。
5./キャベツを千切りして、4の器に足す。
6./トマトを薄切りして、5の器に足す。
器に盛りつけていく
7./1の豆腐を6の器に足す。
8./2のワカメをあらみじん切りし、7の豆腐の周りに置く。豆腐の上にチリメンジャコをのせ、すりゴマを全体にまわしかける。
サラダのできあがり
8./タレをかけて召し上がれ。
栄養満点のサラダ
タレの量は多めに作っています。冷蔵庫で1週間ほど保存できますので、サラダの具材を変えて作ってみてください。チーズとアボカドとキュウリと大根、などの組み合わせにもよく合います。
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。