和と洋のコク!「酒粕クッキー」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2025.06.12

酒粕とは、日本酒の製造工程で、もろみをしぼった後に残る白い固形物です。酒粕は栄養豊富な純ジャパンの発酵食品ですが、意外にもアーモンドを粉末にしたアーモンドプードルやバターなど洋風の菓子材料とよく合うのです。干しレーズンを加えて、自然な甘味のクッキーにしました。簡単にできてサクサク。
中までしっかり火を通すことで、5日程度、常温で保存できます。

 

酒粕クッキーの作り方
電子レンジとオーブンを用います。お手持ちの機材により、加熱時間を調節してください。塩は入れすぎにご注意。酒粕とバターの風味を楽しんでくださいね。

 

【材料】
・酒粕:100g
・バター:100g
・砂糖:50g
・塩:3つまみ
・薄力粉:210g
・アーモンドプードル:40g
・干しレーズン:20g
・バニラオイル:少々

 

【作り方】
1./耐熱ボウルに、小さくちぎった酒粕とバターを入れる。

酒粕は小さくちぎる

 

2./電子レンジで600W/1分、加熱する。バターが溶けて酒粕が柔らかくなるのが目安。バターが硬い場合は、10秒ずつ加熱時間を足す。泡だて器でよく混ぜる。

泡だて器で混ぜる

 

3./砂糖と塩を入れて、すり混ぜる。

しっかりすり混ぜる

 

4./薄力粉、アーモンドプードルを振り入れる。干しレーズンも入れる。ほぼまとまったところでバニラオイルを入れ、しっかり混ぜて一つにまとめる。

生地を一つにまとめる

 

5./ラップで包み、冷蔵庫で1時間、休ませる。
6./クッキングペーパーの上に生地を置き、手の平でギュッギュッと生地を5ミリほどの厚さに押し広げる。お好みの型抜きでくり抜く。小さな器の底を当てて、くり抜いてもよい。

生地をくり抜く

 

7./オーブンで170度/15分焼く。きれいなキツネ色に焼ければよい。焼き足りない場合は、2分ずつ焼き足す。

酒粕とバターのコクが美味しい

 

※酒粕のアルコール分はオーブンで焼いて飛んでいますが、妊婦やお子様、運転する方はご注意ください。

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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