
山椒の芽吹き時が過ぎ、葉も大きく緑が濃くなる時季になりました。山椒の葉が大きくなってしまうと、佃煮にもできなくて使い道がないと思っていませんか。通常、山椒の粉は実山椒で作りますが、山椒の葉で簡単に作ることもできます。色味もきれいで料理に香りと色合いを添えます。塩と混ぜて山椒塩を作り、てんぷらの付け塩にもどうぞ。
簡単、山椒粉の作り方
山椒の葉は大きめの緑が濃いものを使用します。実山椒の粉より香りが柔らかくなります。電子レンジで乾燥させればパリパリになります。手でもんでも粉々にできるほどです。
【材料】
・山椒の葉:大きめのもの適量
【作り方】
1./山椒の葉を枝から取って水洗いし、水気を切っておく。
大きめの山椒の葉
2./皿などにキッチンペーパーを置き、その上に重ならないように1を広げる。
3./電子レンジ600wで3分加熱する。パリパリに乾燥していたら出来上がり。乾燥が足りなければ30秒単位で電子レンジにかける。
パリパリに乾いている
4./葉の軸を手で取る。軸を持ってしごけば、簡単に葉が取れる。
葉から軸を取り去る
5./フードプロセッサーやすり鉢などでお好みの状態まで細かくして出来上がり。密封瓶などで保存すれば1ヵ月程度は保存できる。
簡単に粉々になる
色味がきれい
ホタテのバターソテーにかけてみました。ほのかな山椒の香りと、緑色で美味しくいただけます。
ほのかな香りが食欲をそそる
(文責・編集部)