
ごく簡単に作れる「グラタンもどき」のレシピです。
材料の栄養バランスが良く、簡単に作れて洗い物が少ない、というすぐれ物。塩麹とチーズの塩分を利用するので、塩は使いません。
今回は春野菜の代表の一つアスパラガスを使いましたが、ブロッコリーやカボチャにしてもおいしいですよ。
ササミとアスパラガスのチーズグラタン風の作り方
本来のクラタンにはペシャメルソースを使いますが、小麦粉をバターと牛乳で炒める手間を、牛乳にパン粉を浸すだけに置き換えました。
チーズの量は「器にてんこ盛り」推奨ですが、お好みと器の大きさで加減してくださいね。
レンジで温める工程は、お使いの器具により調整してください。
【材料】
・トリササミ肉:100g
・アスパラガス:(根元を切り捨てた正味)50g
・塩麹:小さじ1
・パン粉:20g
・牛乳:大さじ5
・溶けるチーズ:50g(お好みと器の大きさで加減する)
・こしょう:少々
【作り方】
1./トリササミ肉を薄切りにし、塩麹をまぶしておく。5分ほど放置してなじませる。
ササミに塩麹をまぶす
2./パン粉を牛乳に浸しておく。
パン粉を牛乳に浸す
3./アスパラガスの根元の硬い部分は切り捨てる。大き目のひと口大に切る。
4./1のササミを耐熱容器に入れ、ラップをふんわりとかけて電子レンジ600Wで3分加熱する。ササミの8分目ほどに熱が通っていればよい。
ササミを加熱する
5./4のササミの上に3のアスパラガスを置く。
アスパラガスを置く
6./5の上に2のパン粉をまんべんなく伸ばしてのせる。
7./チーズをてんこ盛りにのせる。
チーズの量はお好みでも可
8./ラップはかけずに、電子レンジ600Wで3分加熱。チーズが溶けるまで20秒ずつ加熱時間を足す。
チーズが溶けるまで加熱
8./こしょう少々を振りかける。
栄養バランスの良い一品
●アスパラガスの代わりにブロッコリーやカボチャにしてもおいしくいただけます。
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。