
おでんや鍋物が美味しい時季です。おでんと一口に言っても、全国各地でさまざまな具材の種類や味があり、食べ比べてみるのも楽しいものです。今回は、手羽先を出汁と具材に使った高知のおでんを作ります。
本来「すまき」というピンク色をした練りものの一種を入れますが、入手が難しいので、紅かまぼこで代用しました。
「高知おでん」の作り方
出汁に手羽先を使い、鰹出汁と合わせることで旨味とコクを出しています。手羽先も具材としていただきます。やわらかく煮えてホロホロとほどけます。
薄口醤油を使うので、色は薄めに仕上がります。
【材料】
・手羽先:6本
・水:1ℓ
・鰹出汁:500ml
・淡口醤油:大さじ1と1/2
・濃口醤油:大さじ1
・日本酒:大さじ1
・塩:小さじ1/4
・本味醂:大さじ1/2
・おでん用具材:お好みで
【作り方】
1./水を入れた鍋に手羽先を入れ、中火で煮立てて沸騰したらアクを取る。弱火にして時々アクを取りながら30分程度煮て出汁を取る。
手羽先で出汁を取る
2./おでん鍋に1と鰹出汁、調味料をすべて入れ、出汁を取った手羽先と具材を並べて弱火にかけて煮る。
紅かまぼこは縦に切り、竹串を刺して入れる。
3./30分程度煮て一度火を止めて置いておき、食べる前に弱火にかけてアツアツにして出来上がり。一度火を止めて置いておくと、味がしみ込みやすくなる。
アツアツをどうぞ
(文責・編集部)
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。