スパイス風味は暑い夏にもってこい。カレーでもおなじみの「クミン」で風味づけをした鶏ひき肉とほうれん草を素麺に合わせます。様々なスパイスがある中でも、クミンは出汁や醤油とも相性がよく、素麺つゆとも最高の組合せです。
素麺つゆは自家製のものでも、ご自宅にある市販の素麺つゆでも、どちらでもOKです。
【関連記事】七夕に素麺はじめ、自家製素麺つゆと万能薬味
クミン風味の鶏とほうれん草和え素麺の作り方
【材料】
・鶏ひき肉:80g
・日本酒:小さじ2
・クミンパウダー:小さじ1と1/2
・塩:少々
・胡椒:少々
・赤唐辛子:1本
・素麺つゆ:小さじ2+大さじ1と1/2~2
・ほうれん草:1/4把
・生姜:適量
・油:適量
・素麺:1把
【作り方】
1./ボウルに鶏ひき肉と日本酒を入れ軽く混ぜ、続いてクミン、塩、胡椒を入れ、さらに混ぜ合わせる。
混ぜたのち10分ほどそのままにする
2./フライパンに油を入れ、種を除いた赤唐辛子を入れ、弱火にする。
油に赤唐辛子の旨みと風味をうつす
3./赤唐辛子が深い赤色になってきたら取り出し、1の鶏ひき肉がぱらぱらとなるよう炒め、素麺つゆ小さじ2で味を調え、ボウルに移す。
炒めながら、漂ってくるクミン風味
4./ほうれん草を塩(分量外)を入れた熱湯で茹で、水気を切り、刻む。
5./生姜をすりおろす。
6./食べる直前に、3の鶏ひき肉が入っているボウルに、4のほうれん草を混ぜる。
すこし大きめのボウルが混ぜやすい
7./茹でて〆た素麺の水気をよく切り、6に入れ、素麺つゆ大さじ1と1/2~2をまわしがけ、手早く混ぜ、器に盛り、5のおろし生姜をそえたら出来上がり。
冷たい味わいにしたい場合は、鶏ひき肉とほうれん草の入った6のボウルを冷蔵庫で冷やしておき、冷水で〆た素麺の準備が出来れば冷蔵庫から取り出し、混ぜてください。
出来上がり
鶏ひき肉がからんだ素麺は、とても香りが豊かです。ほうれん草もなるべく小さめに刻んで素麺にからめやすくするのがおすすめです。和の味わいの素麺つゆ×クミンのスパイス味、ぜひ夏の定番メニューにいかがでしょうか。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)