ヨーグルトで爽やかライ麦パン

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2024.08.01

小麦粉だけでパンを作ると白いパンができます。今回はライ麦粉と準強力粉を合わせてパンを作り、いつもとは違う茶色のパンを焼きます。ライ麦粉は主にドイツパンによく使われています。風味の良いずっしりとしたパンです。ライ麦には鉄分・ミネラル・食物繊維等栄養素もタップリです。ライ麦の独特の風味が苦手という方にもお試しいただけるようにヨーグルトを入れた生地にして食べやすくしました。

 

【材料】

・準強力粉:125g

・ライ麦粉:125g

・ドライイースト:小さじ1

・砂糖:大さじ1と1/3(上白糖でも可)

・塩:小さじ1

・プレーンヨーグルト:60g

好みのヨーグルトで

 

・水:125ml(40°以下のぬるま湯)

・ドライイチジク:50g(ダイスカットのもの)

 

【作り方】

1./材料をそれぞれ計量する。

 

2./カップにドライイーストを入れて、分量の水から大さじ2を入れて15分放置して酵母をおこす。かき混ぜたりせずにそのままで様子を見て、プクプクしたりフワッとしてきたら使い頃です。

 

*メーカーによって多少の時間差や見た目の違いがあります。

 

3./残りの水とプレーンヨーグルトを一緒にしておく。

 

4./少し大きめのボウルに準強力粉・ライ麦粉・砂糖・塩を入れてカードでよく混ぜる。

 

5./4に2・3を残らず入れてカードで切り混ぜる。ライ麦粉を入れるとべたつきやすく、生地も乾燥しやすくなるのでなるべく手早く作業することがポイントです。

 

6./ボウルの底の水分が見えなくなったら、カードで生地を集めて台の上に出し手早く捏ねる。生地の色にむらがなくなったら捏ね上がり。

 

7./捏ね上がった生地を丸めてボウルに戻し、小さいカップにぬるま湯を入れて生地の横に置く。キッチンペーパーかふきんを十分に濡らし、ボウルに蓋をして45分1次発酵させる。(発酵機能があるオーブンでしたら機能をお使いください)

乾燥するので手早く

 

8./ドライイチジクを湯洗いして水分を拭き取る。

 

9./生地が2倍位の大きさに発酵したら、カードで取り出して台の上に置く。生地がべたつくので、手早く指先でパンチしてガスを抜く。

 

10./丸め直してボウルを被せて、5分ベンチタイムをとる。

濡れたキッチンペーパーでも可

 

11./生地の上下を反対にして台に出す。指先で18cmの丸に伸ばす。

 

12./全体にドライイチジクを散らす。

水分をよくふき取る

 

13./手前から巻いて、巻き終わりをつまみ生地が開いてこないようにして天板におく。小さいカップにぬるま湯を入れて天板の空いたところにおいて、よく濡らしたキッチンペーパーかふきんをかけて25分2次発酵させる。(発酵機能があるオーブンでしたら機能をお使いください)

 

14./生地に茶こしなどを使い準強力粉で打ち粉をする。ナイフなどで表面に切り込みを葉っぱのように入れる。この切れ込みがガスの逃げ道になる。

お好みの切れ込みでもOK

 

15./生地に霧吹きをして、オーブン230°で17分焼成して出来上がり。

いつもと違うライ麦パン

 

奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。

 

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この記事を書いた人

編集部
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