冬の柑橘類の代表ともいえる柚子。黄色い実がたわわに実っているのを見かける季節です。ご近所にたくさんいただいたり、実りすぎて食べきれない時は、柚子塩を作っておきましょう。独特の芳香とほのかな酸味は、てんぷらや白身の刺身、焼き鳥などにぴったり。昆布茶を入れると一層風味が増します。作り置きができるのでおすすめです。
柚子塩の作り方
柚子は皮だけ使います。果肉はポン酢やジャムにすると美味しくいただけます。白い部分をなるべく取らないように皮をむくのがコツです。
【材料】
・柚子:10個程度
・塩:100g(精製塩ではなく粗塩がおすすめ)
・昆布茶:大さじ1/2(お好みで)
たわわに実った柚子
【作り方】
1./柚子は洗ってから皮は白い部分をなるべく取らないようにピーラーでむく。ピーラーは包丁より薄くむけてやりやすい。
白い部分を取らないように皮をむく
2./1を天日に1週間程度干してカラカラにする。あるいは電子レンジ強で3分かけてから、一度触ってみる。カリカリになっていなければ、30秒ずつかけていき、カリカリにする。
カリカリになっている
3./2をすり鉢やフードプロセッサーなどで粉状にする。時々粒が見える程度にすると風味がよい。
少し粒が残る程度にする
4./塩に昆布茶と3を入れ、よく混ぜて出来上がり。
香りと酸味、旨味がマッチ
鶏の手羽元焼きもさっぱりと
柚子塩奴は豆腐の甘さが引き立つ
(文責・編集部)
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
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