
青パパイヤはいろいろな料理に使える便利食材です。沖縄では日常生活でいつも手に入る手軽な食材だそうです。最近は沖縄以外の地域でも生産され店頭に並ぶことも多くなりました。今まではあまり馴染みの無かった方も国内生産がされている野菜なので是非、手に取って食材のひとつに加えてほしいものです。栄養素もタップリで、タンパク質分解酵素・ポリフェノール・ビタミン類が豊富に含まれています。まだ、どう調理するか分からないという方も多い食材ではありますがまずは手に取っていただきたいです。
【材料】
・青パパイヤ:500~700g
個体によって大きさは違います
・醤油麹:大さじ6(醤油大さじ4~5でも可)
・黒糖:大さじ6
・黒酢:大さじ6
・酒:大さじ3
・本みりん:大さじ3
・鷹の爪:1本
鷹の爪はお好みの量で
・塩:大さじ1(青パパイヤを茹でる用)
【作り方】
1./青パパイヤの皮を剥き縦に薄切りにする。スライサーがあればスライサーで薄切りにする。
1個でもタップリ
2./大きめの鍋にタップリの湯を沸かして、沸騰したら大さじ1の塩を入れて薄切りにした青パパイヤを投入する。2分ほど茹でたらザルにあげる。2分の茹で加減はかなりシャキシャキ感が残るゆで加減なのでお好みでゆで時間を延ばしてもよいです。
3./小さい鍋に醤油麹・黒糖・黒酢・酒・本みりん・鷹の爪を入れて火にかけゆっくりかき混ぜながら黒糖を溶かす。黒糖が溶けたら火から下ろして粗熱を取る。
4./保存袋に水気をきった青パパイヤを入れ、粗熱がとれた漬け汁を注ぎ入れて冷蔵庫で1週間漬け込む。
青パパイヤと漬け汁を保存袋へ
5./黒糖・黒酢の色が染み込みシャキシャキ感のある黒酢漬けのできあがり。
噛み締めて召し上がれ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。