猛暑が続き食欲がなくなったとき、見た目も涼しくさっぱりいただくザーサイと春雨の冷製スープはいかがでしょう。ザーサイはコリコリとした歯応えから「畑のアワビ」と呼ばれることもあるそうです。私たちが目にするものは殆どが塩漬けのものや漬け物に加工されているものが多いです。今回は塩漬けのものを使いスープの味付けにひと役かってもらうことにします。
【材料】
・ザーサイ:50g(塩漬けのもの)
・生キクラゲ:20g
・カニカマ:2本
・乾燥春雨:20g
・卵:1/2個
・枝豆:適量(盛り付けの彩り用)
彩りがよくなるように
・ゴマ油:大さじ1
・水:600ml
・タマネギ塩麹:大さじ1(コンソメでも可)
・オイスターソース:小さじ1
【作り方】
1./ザーサイは拍子切りに、生キクラゲは千切りにする。カニカマは手で裂いておく。
ザーサイをタップリ
2./鍋にゴマ油大さじ1を入れ、ザーサイと生キクラゲを30秒ほど炒めて水600mlを注ぎ入れて沸騰したら、タマネギ塩麹大さじ1を入れ全体をかき混ぜカニカマも加える。
3./スープが沸騰している所に溶き卵を回し入れ、卵が浮いてきたらオイスターソース小さじ1を入れて味見をする。ザーサイの塩気によって味が変わってくるのでここで調整する。
4./スープの粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
5./乾燥春雨を表示通りに茹でて食べやすい長さに切っておく。
6./枝豆は茹でてさやから出しておく。
7./食べる直前にスープと春雨を合わせて、冷やした器に盛り付けて枝豆をのせてできあがり。
暑い夏にぴったり
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。